月刊少年シリウスで連載してる川上泰樹先生、伏瀬先生の『転生したらスライムだった件(転スラ)』第68話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
そらくん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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69話 | 全話まとめ | 67話 |
魔王への進化が始まったリムルを睡魔が襲います。リムルはランガを呼び出し町へ連れ帰るように指示し、次に悪魔を召喚しました。現れた悪魔を甘く見ていたラーゼンですが全く歯が立たず、目の前の悪魔が原初の悪魔の一柱だと気が付きます。町にいた人々へも世界の言葉が届き、リムルが進化を始めた事を知るのでした。
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以下、『転生したらスライムだった件』第68話のネタバレが含まれています。
転生したらスライムだった件 第68話ネタバレ
戻ってきたランガから、シュナがリムルを受け取る。
ハンナがマントを用意し、ランガは町の入口へ戻る。
本当ならばリムルの傍にいたいが、後から来るはずの悪魔の顔を知っているのはランガしかいないのだ。
戻るランガに気が付いたシュナがグルーシスに同行してもらえるように頼んだ。
引き受けたグルーシスは自分でいいのかと聞くが、シュナ殿が言うのだ、間違いはあるまいとランガは答える。
マントにくるまれたリムルは玉座へと横たえられた。
進化を続けるリムル
世界の言葉が響き、魔王への進化による変化が開始され、身体組成が再構成され、新たな種族へと進化することが告げられる。
種族・粘性生物(スライム)から魔粘性精神体(デモンスライム)への超進化が成功し、全ての身体能力が大幅に上昇する。
スライムの時に獲得したスキルと耐性の再取得にも成功し、さらに新規固有スキルである“無限再生・万能感知・魔王覇気・強化分身・万能糸”を獲得に成功した。
目の前を、亡くなったシオンたちが歩いていくのが見え、リムルは思わずそちらへ向かって手を伸ばす。
新規耐性“自然影響無効・状態異常無効”・“精神攻撃耐性・聖魔攻撃耐性”の獲得にも成功する。
リムルの手に応えるように、シオンが、みんなが振り返る。
リムルの進化が完了した。
ユニークスキル“大賢者(だいけんじゃ)”から、世界の言葉へ“大賢者(エイチアルモノ)”の進化への請願があり、受理される。
進化への挑戦が始まるが、失敗し、再度実行される。
しかし失敗し、再び実行される。
何度も何度もそれを繰り返し、“大賢者(エイチアルモノ)”が“変質者(ウツロウモノ)”を統合(イケニエ)に、魔王への進化(ハーベストフェスティバル)の祝福(ギフト)を得て、進化に挑戦を始める。
それはごく極小確率の出来事で、無限に繰り返された試みへの褒美であるかのようだった。
“成功しました。”と世界の声が届く。
ユニークスキル“大賢者(エイチアルモノ)は”究極能力(アルティメットスキル)“智慧之王(ラファエル)”に進化した。
この超克がきっかけとなり、奇跡が続く。
“暴食者(グラトニー)”の進化を希求し、“心無者(ムジヒナルモノ)”を統合に、実行される。
それはリムルの意識の感知しえない魂の深淵で、リムルの望みを叶えるために、智慧之王の統率の元、能力(スキル)は静かに確実に最適化されていく。
眠りに落ちる魔物たち
リムル=テンペストの魔王への進化が完了。
続いて系譜の魔物への祝福の授与を開始するという世界の声。
ベニマルが、そういえばさっきそんなようなことを…を思っていると強烈な眠気が襲い、膝をついてしまう。
気が付くと傍にいてリムルを見守っていた魔物たち全員が地面に横たわっている。
慌てて近くにいたシュナを確認するが、眠っているだけだ。
リムルを守るため、無理やり顔を上げたベニマルは、人型になり、椅子から立ち上がるリムルを見る。
「あとは任せて眠りにつきなさい」という言葉と同時に、ベニマルは瞳を閉じ、地面に倒れこんだ。
唯一起きていたミュウランが誰?とリムルに声をかける。
人型のリムルの姿をしているが雰囲気は別人で、魔王化で人格が変化したのかと思ったのだ。
魔王リムルなのかと尋ねると、その言葉に「代行者」とリムルは短く答える。
智慧之王が“暴食者”改め究極能力“暴食之王(ベルゼビュート)”を使い、結界内の全ての魔素を喰らい尽くせと告げた。
まさか、能力が自律的に行動しているのか、そんなことありえないと驚くミュウラン。
町の入り口にはランガとグルーシスの二人だけが立っていた。
今町の入り口にはミュウランの大魔法を解析して作られた、魂の拡散を防ぐために改良された結界が張られているのだ。
魔法に詳しくないグルーシスにも、この結界がとんでもない技量で作られていることは分かる。
シュナ様はリムル様に次ぐ知恵者だと得意そうなランガだが、仲間が褒められるとこの国の魔物たちは喜ぶことをグルーシスは知っている。
それはグルーシスも同じで、やはりカリオンが褒められると、グルーシスも嬉しくなる。
そんなグルーシスにランガは「気になっていたことがあるのだが」と話し出した。
獣王国(ユーラザニア)が宣戦布告を受け、魔王カリオンと魔王ミリムが戦うことになると聞いたのだ。
しかし予告通りならば決戦の日は三日後だし、応援に向かうのはリムルの結末を見てからでも間に合う。
なにより、カリオン様を信じているという言葉にランガは頷いた。
グルーシスが生き返るといいなと言うと、我が主が魔王となれば、皆も無事に復活するだろうとランガは笑いながら答えました。
しかし魔物が魔王になるなどというのは、数百年に一度の事なのだ。
それは世界に認められた力のある魔物である証拠であり、今はカリオンを含む、世界に十名しかいない最強の存在なのだ。
もふっとランガのしっぽがグルーシスの顔を撫でた。
突然倒れた込んだランガは、後は頼むと言って、そのまま眠り込んでしまう。
この唐突な眠りで、考えられる原因は系譜の頂点からの影響であり、つまりリムルが魔王になった影響だ。
シオン達を生き返らせるために…
ランガを見下ろすグルーシスのすぐ後ろでラ声がした。
そこにいたのは3体の悪魔だったが、グルーシスは全く気配を感じなかった。
大きな悪魔が担いでいる男についてグルーシスは尋ねるが、それは気を失ったラーゼンだ。
その後、中で大きな力が動いたことに気付いたグルーシスと悪魔。
町の中は魔素がきれいに消え、町の魔物たちはみんな眠ってしまっている。
悪魔が魔素量が足らぬようですが…と告げると、リムル(智慧之王)が生命力を消費し、代用すると言うので、悪魔は後ろに控えた2匹の悪魔を利用するに提案しました。
智慧之王は、その案を承認し、2匹の悪魔の魔素で足りない分を補填。
「“反魂の秘術”を再開します」と告げる智慧之王(ラファエル)。
反魂の秘術というのは死者蘇生の秘術だ。
その秘術を行使するには莫大な魔素量が必要となり、それを制御する魔力は想像を絶するものとなる。
成功確率は3.14%だが、それは魔王へ進化する前のもので、進化を果たした今は、その成功率は格段に上がっている。
横たわる人々に光が降り注ぎ、ピクと指が動き呼吸が再開される。
そしてシオンの瞳が開いたのだった。
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転生したらスライムだった件第68話の考察・感想
リムルが魔王に進化し始め、必要な能力も手に入れています。
今回はリムルがシオン達を無事に呼び戻すことに成功した、というお話ですね。
リムルは魔王に進化し、とりあえず一安心という事でしょうが、他の魔王たちとのバランスだったり、他の王国との関係だったり、まだまだ調整が必要なところはたくさんありますが、魔王になったリムルに敵う相手はいるのでしょうか。
そして今回眠ってしまった魔物たちにも祝福の進化が与えられます。
目覚めたリムルや魔物たちがどんな風に変わっているか、楽しみです。
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[転スラ訴求]まとめ
以上、『転生したらスライムだった件』第68話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『転生したらスライムだった件』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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