月刊少年シリウスで連載してる川上泰樹先生、伏瀬先生の『転生したらスライムだった件(転スラ)』第67話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
そらくん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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68話 | 全話まとめ | 66話 |
その場にいた者たちは空からの光に次々と倒れていきます。逃げ出そうとする王と大司教ですが、フォルゲンとラーゼンも倒されてしまい、リムルの前にひれ伏します。言い訳を並べる王でしたが、結局気を失い倒れました。多くの魂を手に入れたリムルは進化を始めるのでした。
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以下、『転生したらスライムだった件』第67話のネタバレが含まれています。
転生したらスライムだった件 第67話ネタバレ
広場に横たわる人々を、みんなは見つめていた。
シュナは自分以外にリムル様さえいればそれでいいと言いますが、自分たちの誰か一人が欠けただけで、精神のバランスを大きく崩すのかもしれない、と思います。
それを聞いたベニマルは横たわるシオンに早く起きろよと呼びかけるのだった。
眠りにつくリムル
進化の条件に必要な人間の魂を確認し、魔王への進化が開始される。
低位活動状態の比じゃない眠気の為、よろめいたリムルは、その場に座り込んだ。
首謀者も確保したため、なんとか街へ戻るため起き上がろうとする。
しかし、大賢者が生存者一名を確認したというのでムルは無理やり起き上がる。
「心無者」の効果で、自分に屈した魂は奪ったはずのため、残っている一名は心が折れていない者、厄介な相手かもしれない。
そんな奴がいる場所で、意識を失うわけにはいかない。
しかし、魔王への進化は途中で停止不可能だと言われ、ランガを呼び出して、自分を守って町まで連れ戻すよう命じます。
倒れている王と僧侶も連行する用に命じるが、決して殺さず、カバルに預けるようにと伝える。
グラリと傾いたリムルはどろりとスライムの姿に戻る。
ランガは残っている敵についてを、リムルに問う。
放置して魔王への進化を邪魔されるのは面倒だが、ランガには護衛を優先させたい。
リムルは別の物を呼び出すからそいつに任せようと言い、周辺の魔法不能領域を解除し、一帯に横たわる死体の全てを供物に、リムルは悪魔を召喚する。
呼び出された悪魔は三体。
あれだけの死体を捧げて、たった三体!?と驚くが、強烈な眠気に襲われているリムルは、もう頭が回らない。
リムルは隠れている一人を生け捕りにし、ランガに届けるように指示を出す。
悪魔は羽を広げ、供物と初仕事を喜び、今後ともお仕えしてもよろしいのでしょうか?とリムルに聞く。
リムルは、まずは役に立つと証明してみせろと悪魔に言う。
それを聞いた悪魔は膝を付き、容易いことでございますとニコリと笑う。
眠ってしまったリムルを咥え、王と僧侶を背中に乗せるとランガは走り出した。
悪魔と戦うラーゼン
一人残ったのは“生存者”のお陰で命拾いしたラーゼンだった。
王を逃がすために囮になろうとしたのだが、一瞬で脳を貫かれてしまったのだ。
しかしスライムのリムルも力尽きたように、ラーゼンの目には映った。
悪魔を呼んだのが護衛目的だとすれば、リムルが弱っている今が、王を救い出すチャンスだ。上位悪魔三体、そう厳しい相手でもあるまいと考える。
片付けて、すぐに後を追うつもりだ。
幸い悪魔召喚のため、魔法不能領域は解除されいてる。
呼吸を整え、目を開いたラーゼンのすぐ目の前に2体の悪魔がいて、ラーゼンを覗き込んでいた。
上位悪魔にしてはかなり古参のようだと思っていると、残り1体の悪魔が近づき、この者の相手は私がしましょうと前に出る。
そしてラーゼンにこれから拘束すること、抵抗してもよいこと、痛めつけることを止められていないことを告げた。
ラーゼンは「舐めるでないわ!」と叫んで“熱収束砲(ニュークリアカノン)”を放つ。
しかしそれは悪魔の一吹きで上空へと軌道を変え、彼方に消え去った。
曲げられた!?と思うラーゼンだが、事前に詠唱を済ませる鍵言(トリガー)式の術は極低確率で誤作動が起こることがあるので、こんなときにハズレを引いたと悔しがる。
次に“土の騎士(ウォーノーム)”を召喚し、悪魔を討ち滅ぼせと命令する。
悪魔は天使に強く、天使は精霊に強く、精霊は悪魔に強い。
その関係からするならば、上位精霊を呼び出したのは正解だ。
しかし、横を過ぎる一瞬で、悪魔は精霊を倒す。
ラーゼンは目の前の状況が信じられないでいた。
出したのは上位精霊で、上位魔将相手に苦戦するならばまだしも、上位悪魔ごときに瞬殺されたのだ。
悪魔は趣向を変えようと指を鳴らし、魔法不能領域を作り出すと、物理的な攻撃をするようにと誘う。
体何を企んでおる?と思いながらもラーゼンは悪魔に殴りかかった。
しかし軽く躱され、避けられる。
何度殴りかかろうとも掠ることもなく、ラーゼンは悪魔が楽しんでいることを知るのだった。
そして先程の熱収束砲もご動作ではなかった事に気がつくのだ。
目の前にいる悪魔は十把一絡げの悪魔ではなかった。
攻撃をやめたラーゼンに「では、こちらの番ですね」とにこりと笑う。
七色(ななにん)しか存在しない、原初の悪魔の一柱(ひとり)…と考えるラーゼンの頭を、悪魔が大きな爪で掴んだのだった。
リムル=テンペストの魔王への進化が開始されますという世界の言葉が響き渡る。
リムルの勝利を知った魔物たちは「リムル様」と口々につぶやくと、その場に膝を付き、祈りを捧げるのだった。
直にリムルが戻るはずだ。
祭りが終わるその時まで、全身全霊を傾けて守ることを誓うのだった。
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転生したらスライムだった件第67話の考察・感想
否応なしに魔王への進化が始まり、恐ろしい眠気に囚われたリムル。
それでも最後の処理を忘れません。
ランガに自分と王たちを運ぶように言い、悪魔を召喚し、残り一人を捕まえるように指示します。
さすが、最後まできっちりとした仕事をしています。
しかし呼出した悪魔はすごい悪魔たちでした。
七人しかいないうちの一人、ということですから、めったにお目にかかることはできなさそうです。
悪魔ですから、リムルが魔王になろうとしていることも分かっているようです。
とんでもないものを呼び出した、とラーゼンは言っていますが、リムルには忠実のようですし、リムルが主ならば問題はなさそうですが…。
ともかく今は無事に町まで戻り、魔王への進化を遂げなければいけません。
目覚めはいつになるのでしょうか。
『転生したらスライムだった件』を初回半額&お得に読む方法
[転スラ訴求]まとめ
以上、『転生したらスライムだった件』第67話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『転生したらスライムだった件』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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