月刊少年シリウスで連載してる川上泰樹先生、伏瀬先生の『転生したらスライムだった件(転スラ)』第64話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
そらくん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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65話 | 全話まとめ | 63話 |
まずは人類にとって無視できない存在としての地位を築くことにし、そのために“魔王”の箔を利用することに決めた。聡い者は共存を選ぶはずだ。ともかく今は侵攻中の連合軍を抑える必要がある。結界破壊のために、テンペストは動き出すのだった。
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以下、『転生したらスライムだった件』第64話のネタバレが含まれています。
転生したらスライムだった件 第64話ネタバレ
出陣前、リムルはベニマルに呼び出された。
ベニマルは前世の記憶はなく、大鬼族から鬼人族へと変わったが、戦闘種族以外のものになったことはない。自分や仲間を守るためや、敵討ちのため、相手を殺すことに躊躇はない。
町が出来たばかりの頃、略奪目的の者でさえ“殺すな”とリムルは命じていた。
ベニマルは、リムルが好ましく思っている種族である人間を二万近くも自分の手で殺すことで、心に取り返しのつかない傷跡が残るかもしれないことを心配していた。
しかし、今回のことは、リムル自身でけじめをつける必要があるのだ。
全てが片付いた後、もしも俺が理性のない化け物になっていたら、戦えるものを指揮して速やかに処分してくれと頼む。
ベニマルはリムルの頼みを受け入れた。
リムルもこのようなことは、ベニマルにしか頼めない。
ベニマルは、魔王化の儀式が済んだ後、リムルに理性の有無を確かめる質問をすることにした。
少し考えたベニマルは、“合言葉”をリムルに伝えたのだった。
ともかく先のことを考えても何にもならない。
今できることをするしかないのだ。
テンペストの攻撃
その頃、南方ではドラゴニュート達がガビルを先頭に、結界を壊す。
北方では想定していたほどの強敵はおらず、こちらも簡単に結界を壊すことが出来た。
敵の中で最も警戒しなければならないのは、異世界から来た三人組だ。
彼らに遭遇した場合は、作戦に支障が出る可能性もある。
しかし彼らはリムルの読みどおり、一番戦力を置くであろう、西にいるのかもしれない。
その西方では、ゴブタ達が攻撃を始めていた。
倒れていく兵を目にしたキララは、一人、テントへと戻る。
ショウゴを見つけたゲルドは、自分が相手をする、と前へと進み出た。
キョウヤにはハクロウが立ちはだかる。
ハクロウVSキョウヤ
生き残ったのだから、尻尾を巻いて逃げれば良かったのにというキョウヤに、ハクロウは「負けず嫌いなんじゃよ」と返す。
キョウヤはハクロウの方へと踏み出すと、そのまま剣で切りつけた。
その気迫にゾットしたキョウヤは、思わず後ずさる。
しかし、前回、ハクロウはキョウヤの剣技に手も足も出なかったのだ。
ハクロウに向けて振り下ろした剣が、幾本にも成り向かっていく。
実体を持たない、スキルによる擬似刀剣(ダミーソード)だ。
躱せるもんならー…と笑いながら指差すキョウヤの言葉が止まる。
ハクロウが全く動けなかったかのように見えたキョウヤに「やはりお主には見えなんだか」と笑顔のままハクロウは頷いた。
その言葉と同時に、キョウヤの皮膚が避け、血が吹き出す。
ハクロウはキョウヤの剣を弾き返したのだ。
そのことが信じられないキョウヤに、ハクロウは額の目を見せる。
その目があれば“空間属性の攻撃に干渉する”ことができるのだ。
目ならば、キョウヤも“天眼”を持っている。
自分を中心に周囲を把握する能力であり、反応速度も上昇する。
更に斬ることに特化した“切断者(キリサクモノ)”、3百倍の速さで認識できる“思考加速”の3つがキョウヤのスキルなのだ。
全てを開放すれば、あのヒナタ・サカグチでさえも超えると思っているキョウヤ。
しかし、首を切り落とされたのはキョウヤだった。
ハクロウはキョウヤが住人を殺す時、わざと急所を外し、相手が苦しむのを楽しんでいたことを知っていた。
切り落とされたキョウヤの首を持つと、ハクロウは静かに言う。
ハクロウの目は“天空眼”といい、キョウヤのもつ“天眼”とは格が違う。
首を切り落とされても思考加速が切れないキョウヤは、恐怖に包まれながらハクロウの言葉を聞くのだった。
ゲルドVSショウゴ
完全武装のゲルドに向かって、卑怯だとショウゴが叫んだ。
自分は武器も持っていないのに、恥ずかしくないのか、と言うのだ。
目の前にいるショウゴは大人のように見えるが、もしかすると子供なのか、と思うゲルト。
この戦いは戦争なのだ。
持てる力を出し切る事こそ、相手に対する礼儀だというゲルドの言葉に腹を立て、ショウゴが突っ込んでくる。
その攻撃を盾で防ぐゲルドだが、連続するショウゴの攻撃に、盾にヒビが入り砕け散った。
壊れた盾はゲルドの腕から、音を立てて崩れ落ちる。
しかしゲルドは異空間から、新しい盾を取り出した。
それを見たショウゴが文句を言うが、これは戦争なのだ。
ゲルドはショウゴがどのような卑怯な真似をしようとしても、全てを許す、と断言する。
ショウゴはゆっくりと息を吸い込み、“金剛身体”という身体強化を行い、再びゲルドに向かって攻撃を仕掛ける。
一撃で盾を破壊し、そのままゲルドに攻撃を続け、ゲルドは防戦一方だ。
突然、笑いながら攻撃するショウゴの腕に激痛が走った。
劣勢に陥ったショウゴの取った方法とは…
慌てて痛みの走った部分を見ると、皮膚が剥がれ、腕が崩れかけていた。
悲鳴を上げてうずくまるショウゴをゲルドは見下ろしながら腐食には弱いようだなと言った。
何を言われているのか、ショウゴにはすぐには理解出来ない。
まだ終わってないのかと、背後からハクロウが声をかけた。
ハクロウはキョウヤと戦っているはずだと思ったショウゴが、キョウヤは一体何してやがる!と叫ぶと、ショウゴの横にキョウヤの首が転がった。
光なくうつろに見上げるキョウヤの目を見たショウゴは、その場から逃げ出す。
何か力を手に入れないと、このままではショウゴもキョウヤと同じ運命を辿ることになる。
ショウゴはテントの中へと駆け込んだ。
いつもと同じ態度で自分に声をかけるキララを見たショウゴの口元が歪む。
ショウゴを追い、テントに入ってきたゲルドは、驚いた表情を浮かべる。
ユニークスキル“生存者(イキルモノ)”を獲得。
ショウゴがキララの首元を押さえ、キララを犠牲にすることで自らを強化していた。
貴様は武人ではないと、ゲルドの怒りが露になるのだった。
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転生したらスライムだった件第64話の考察・感想
テンペストが攻撃を仕掛ける中で、注意するべきなのは、異世界から来た3人組です。
しかし、キョウヤはハクロウの敵ではありませんでした。
そしてショウゴもゲルドにやられそうになります。
ショウゴはキララを手に掛けることで自分を強化しました。
仲間を犠牲にするショウゴを、ゲルドは許すはずがありません。
ゲルドはショウゴをきっちとと倒すまでは、全力で戦うことになるのでしょう。
そしてこの異世界からの三人さえ押さえてしまえば、あとはおそらくリムルの計画通りに進むはずです!
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[転スラ訴求]まとめ
以上、『転生したらスライムだった件』第64話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『転生したらスライムだった件』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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