月刊少年シリウスで連載してる川上泰樹先生、伏瀬先生の『転生したらスライムだった件(転スラ)』第61話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
そらくん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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62話 | 全話まとめ | 60話 |
エレンから死者復活のおとぎ話を聞いたリムル。自分が魔王になれば、シオン達を蘇生できる可能性を知り、魔王になる道を歩むことを決めました。
文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『転生したらスライムだった件』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『転生したらスライムだった件』第61話のネタバレが含まれています。
転生したらスライムだった件 第61話ネタバレ
リムルの元へ、町を覆っている二種の結界の解析結果が報告される。
“魔法不能領域”の解除は可能だが、複合結界は解除が困難だ。
リムルは解除を先に延ばすと、少しでも魂の拡散を防ぐため、3つ目の結界を張る。
その第三の結界に反応する不明な波長が検出されたとの報告が届いた。
どうやら暗号化された電気信号と推測され、リムルは解読を頼む。
リムルはシオン達の蘇生と人間への振る舞いについてについて会議を行うと言い、リグルドは招集をかけるため、走り去った。
リムルの言葉に驚かずに従うのは、リムルならば或いは、と皆が思ってるからだ。
次はミュウランから話を聞き、処遇を決めなければならない。
ミュウランが語ったこと
ミュウランは、私は魔王クレイマンの配下“五本指”の一人、薬指のミュウランだと話を始める。
クレイマンの事はオークロード計画に関わる魔王の一柱と聞いているが、良い印象もは持っていない。
ミュウランの任務はである魔国連邦の内偵のため、ヨウムを利用して町に潜入したのだ。
魔道師であるミュウランにとって魔法不能領域でできることは、普通の人間と変わらない。
しかし、この場所を魔法不能領域に変えたのはミュウランだ。
どうやって離脱するつもりだったんだ?というリムルの問いに、ミュウランは目を伏せた。
クレイマンは配下を道具としててしか見ておらず、いらなくなれば捨てるだけだ。
ミュウランは見捨てられたのだ。
もともと人間の魔女だったミュウランは人々に追われ、森の中に入り、魔法の研究に没頭しながら、幾百年も一人で暮らしていた。
人生が終焉に近づいた時に、クレイマンが現れた。
クレイマンは永遠の時と老いることのない若い肉体と引き換えに、忠誠を求めたのだ。
ミュウランは申し出に応じた。
クレイマンは“支配の心臓(マリオネットハート)”という秘術を施し、心臓を媒体にミュウランを魔神へと変えたのだ。
ミュウランは約束されたものを受け取ったが、心臓を握られ、自由を失った。
リムルはクレイマンが魔国連邦を狙う訳を尋ねた。
クレイマンの考えは限られた者しかわからないため、ミュウランは自分の予想で“魔国連邦とファルムス王国の間の戦争”がクレイマンの狙いだと考えられると答える。
町の外の研究室に行けば援軍要請は可能だが、迎え撃つための準備期間が足りない。
クレイマンの得ようとしているものが何なのかはミュウランもわからない。
話を聞いていたリムルが十分だと言って立ち上がる…。
そして、ミュウランには死んでもらうと告げます。
リムルを止めようとするヨウムをグルーシスが止め、そのまま獣身化するとベニマルに襲いかかる。
グルーシスがミュウランを逃がすようにと叫び、ヨウムがミュウランを逃がそうとするが、それに応えずに、ミュウランはヨウムにキスをした。
ミュウランは、ヨウムに「好きだった」と言って別れを告げる。
リムルはヨウムを壁へと縛り付けるとミュウランに向き直った。
やめて欲しいと懇願するヨウムの声を背に、リムルはミュウランに向かって手をあげる。
ザシュっと音がして、リムルの腕がミュウランの胸を貫いた。
一度死んだミュウラン
成功したようだなという声に目を開けたヨウムは、生きて立っているミュウランを見て驚く。
死んだのは3秒ほどだ。
リムルは手の上に乗せた仮初の心臓を見せた。
この心臓はクレイマンの盗聴に使われていたのだ。
今、ミュウランの心臓は、仮初の心臓を参考に作った疑似心臓で、もちろん盗聴機能はない。
これでもうクレイマンは貴女に何も出来ないというリムルの言葉を聞き、ヨウムは笑い出し、ミュウランの目に涙が浮かぶ。
見捨てられたミュウランが最後までクレイマンの命令に従ったのは、ヨウムが人質に取られていたせいなのだ。
自由になったミュウランは、ヨウムの告白に返事をした。
ミュウランはリムルに対しても忠誠を誓うと申し出るが、リムルは断る。
リムルがミュウランを助けたのは、後にヨウムの助力を得やすくなるという打算と、ミュウランの魔法の知識と技法、一番の理由は生き返る事例を増やすことだった。
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転生したらスライムだった件第61話の考察・感想
リムルの大きな目的は、シオン達を生き返らせること。
しかしその前にミュウランと話をし、処遇を決めなければなりません。
ミュウランから話を聞くリムルですが、ミリムから話を聞いただけでも印象が悪かったクレイマンですから、きっと最低の印象になっているはずです。
部下を道具としか思っていない人物の下につきたいと思う者はいないでしょう。
だからこそ、対等に扱ってくれるリムルの元には人が集まるのでしょうね。
ミュウランはリムルのおかげで自由になれました。
しかしミュウランのおかげで、リムルも擬似心臓を作ることが出来たのです。
これでまたシオン達の復活に一つ希望が見えたのではないでしょうか!
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[転スラ訴求]まとめ
以上、『転生したらスライムだった件』第61話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『転生したらスライムだった件』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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