月刊少年シリウスで連載してる川上泰樹先生、伏瀬先生の『転生したらスライムだった件(転スラ)』第59話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
そらくん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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60話 | 全話まとめ | 58話 |
ミュウランがクレイマンの命令で魔法不能領域の結界を張り、時同じくしてファルムス王国も魔物弱体化の結界を張り、二つの結界がテンペストを覆いました。
文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『転生したらスライムだった件』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『転生したらスライムだった件』第59話のネタバレが含まれています。
転生したらスライムだった件 第59話ネタバレ
ベスターとガビルは、ベニマルからの連絡がなくなり、通信も繋がらなくなったことが心配になり、ガビルが様子を見に行こうとしたそのとき、ガビルの足がピタッと止まる。
ベスターとガビルの間の間に、転移してきたリムルが現れた。
町の中に転移できなかったリムルが、二人がいたリムルは転移し、ベスターに町が何らかの魔法に覆われて外部からの干渉を阻まれているのではないかと言われる。
ミリムの宣戦布告にユーラザニアの避難民受け入れ要請…。
それらのことも気になるけど、まずはテンペストの異変について知りたがったリムルの前にソウエイが現れ、ソウエイの部隊と一緒に町の近くまで移動すると結界が張られているのを見つける。
リムルは大賢者を使って結界を解析をする。
大賢者曰く、「魔法不能領域の影響と魔素濃度の低下」の結界が張られており、魔素低下はヒナタと戦ったときの《聖浄化結界(ホーリーフィールド)》の劣化版だと言われた。
結界をリムルなら抜けられると判断し、ソウエイには外で結界を張っている者を探すよう指示する。
町の惨状を知ったリムル
町に入ったリムルは人だかりができているのに気づくと、リグルドに声を掛けられ、足を止めと次の瞬間にボゴォォォという大きな音がした。
そちらでは、ベニマルがグルーシスと争っていた。
ベニマルはミュウランを捕えようとしていたみたいだが、冷静さを欠いたベニマルにミュウランを渡したくないグルーシスが抵抗していたようだ。
グルーシスに攻撃するベニマルを静止させ、町の様子を見に行ったリムル。
そこには、破壊された建物や殺された人々が横たわっていた…。
リムルは自分が皆に命令した『人間を襲わない』という命令に従ったせいだと思った。
ミュウランが、自分が大魔法を使用しなければ、こんなことにならなかったでしょうと言うので、リムルは殺意を持った目でミュウランを見る。
が、大賢者にミュウランが張った“魔法不能領域”よりも、町の外から張られた結界の方が影響が上だと言われて冷静になる。
ミュウランは発言したのは、ヨウムやグルーシスをかばうものだと理解した。
詳しい状況を知るためにみんなを会議室に集めようとしたときに、町に来ていた商人のミョイマイルが外の者の視点で会議に参加させてくれと申し出た。
町で起こった一部始終
会議室で、騒動の一部始終を皆がリムルに伝えた。
まずは男女三人の襲撃者が現れ、交戦にいたったこと。
魔物弱体化の結界が張られたせいでハクロウやゴブタたちが苦戦してしまい、その後ファルムス王国の騎士団が百名ほど訪れて、襲撃者とゴブタらの戦いを見て剣を振るいだしたこと。
騎士団は、“調査に来たら、騒ぎが起きていたので人類の法に従い加勢した”という名目で、衛兵だけでなく、住民にまで手を出していったらしい。
そして、去り際に魔物の国を認めず、1週間後に武力を持って制圧することを告げた。
リムルは、ソウエイの報告でファルムスはすでに軍事行動を開始していることを知っていたので、「…茶番だな」と呟きます。
ヒナタのことも考えて、ファルムスと西方聖教会はグルだろうと考える。
しかし、ファルムス王国の目的が分からなかった。
すると、ミョルマイルが手を挙げ、ファルムス王国は貿易で潤っていた国だったけど、テンペストが興ってから危険地帯に街道が整備され、安全で税の安い交易路が生まれたことを伝える。
つまり、ファルムス王国にとって、テンペストは利害の競合相手で手中に収めたい国なのだ。
ミョルマイルは、商人代表としてファルムスを迎え撃つならテンペストに助力すると伝えると、その場にいた冒険者たちも戦力になると申し出てくれた。
彼らの申し出はありがたいが、彼らの身に万が一のことがあったらと断った。
怪我人たちを見て回るリムル
リムルは会議が終わったあとに、怪我人のみんなを見て回った。
ハクロウやゴブタなど、回復薬も効かない空間属性のスキルで受けた怪我を治すために《暴食者(グラトニー)》で影響されていた部分を喰らい、回復させる。
そして、リムルは「あいつはどこだ?」とベニマルに聞いた。
ベニマルはリムルの質問に答えず、「付いて来てください」と一言言って、魔物たちの遺体が安置されている広場に向かって歩き出した。
ベニマルは、白いシーツに手をかけると、そこにはシオンが眠っている。
シオンの死体を見て呆然としていたがリムルだったけど、怒りのせいか周囲に衝撃が走った。
ひとりになったリムルは大賢者に「弱体化した魔物にとって強すぎるオーラは圧力になる」と言われ、解析が終わった抗魔の仮面を被り、どうしてこうなったのかと考える。
どうするのが正解だった?人間と関わったのが間違いだったのか?
考えるたびに、大賢者は『告。回答不能』と告げる。
頭の中は激しい感情が渦巻いているのに、同時に酷く冷静で涙一滴でない。
自分はもう、心から魔物になったんだとリムルは思うのでした。
可能性がゼロじゃないなら
冒険者のガバルたちは、商人たちに状況を聞いて駆け付けた。
リムルに会いに行こうとしたが、一人になりたいからと皆が離れていることを伝えるが、エレンは「どうしても伝えたいことがある」と真剣なまなざしでお願いした。
ガバルとギドも頭を下げる。
・・・その頃、リムルは大賢者に蘇生に関する魔法がないか調べさせるが、該当するものはなかった。
それを聞いたリムルは、いつまでもこうしていても遺体は朽ちて、魔素も還元され消えてしまうと思い、彼らが生きていたときの姿を思い浮かべて、自分の中に取り込もうとする。
そこへ、エレンたちがやってきた。
リムルはそろそろみんなを眠らせるから待ってくれと言うと、エレンは何かを覚悟したように可能性は低いけど死者が蘇生したというおとぎ話があると告げた。
それを聞いたリムルは、期待したくなるから止めて欲しいと思った。
死んだ者のために自分にできることが残されているのだと…。
しかし、リムルは死んだ者のためではなく、自分が失いたくないんだと気付き、急に笑い出すと、エレンにその話を聞かせてくれるようにお願いするのでした。
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転生したらスライムだった件第59話の考察・感想
リムルが駆け付けましたが、時すでに遅し。
町の一部が破壊され、シオンやゴブゾウが亡くなっていました…。
話の流れで襲撃者と戦った話をしたときにシオンの名前が一切出ていなかったので、ちょっと疑問に思ってましたが、口に出したくなかったんでしょうね。
次は死者の蘇生の話になりそうなので、皆生き返って欲しいです。
あとはファルムス王国をぶっ潰すところも早く見たいですね!
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[転スラ訴求]まとめ
以上、『転生したらスライムだった件』第59話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『転生したらスライムだった件』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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