ピッコマで連載してiNA先生Yuna先生の『捨てられた皇妃』第76話のネタバレ。
前回の話では、新年の挨拶のお茶の席で、ティアは皇帝からティアとセインが恋人同士だという噂を聞かされ、貴族派の仕業だとティアは思います。挨拶の後、貴族派のゼナ公爵が現れ、“汚れた血”とティアを嘲ります。
一人になったティアは令嬢達がティアを嘲罵するのを耳にし、怒りを覚えるのでした。
それでは、『捨てられた皇妃』第76話のネタバレと感想を始めていきます!
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捨てられた皇妃 第76話のネタバレ!
「お願いがある」というティアの頼みで、ケイルアンは分厚い資料を用意した。
ケイルアン「読み終わったら必ず焼却するように」
もしも残したままにしておくと、ルースの立場が悪くなってしまう。
お礼を言うティアに、「他に必要なものは?」とケイルアンは聞くが、「今はこれだけあれば大丈夫」とティアはにっこり笑った。
ケイルアンもティアが何かに備えようとしている事は気がついているが、昼にゼナ公爵に言われたことは気にしていないようで安心する。
ケイルアン(できれば政治には触れさせたくなかったのだが)
しかし避けられない帝国貴族の宿命なのだろう、とケイルアンは思った。
売られた喧嘩を買う準備をするティア
ティアの見ていたのは、皇帝派に属する一族たちの情報だった。
些細な事から表には出ていないような事まで書かれている。
ティア(さすが帝国の宰相、こんな資料をお持ちだったなんて、恐ろしいお方だわ)
資料を手に取ると、ティアは目を通し始めた。
時間が遡る前と異なる点があるかもしれないため、しっかり確認しておく必要がある。
夜明け頃には、ティアは資料を燃やしていた。
皇妃だった時も、ティアは社交界に頭を抱えていた。
しかしあの時も今も、自分が立ち向かうべき相手は強硬な貴族派であって、皇帝は同士で争っている場合ではないのだ。
しかし団結のためには、先に派閥内での立場を固めなければならないという事を、もうずっと忘れていたのだ。
ティア「久しぶりだわ…この笑顔」
鏡を前に、ティアは微笑む。
ティア「売られた喧嘩は買わないとね」
社交界序列三位、モニーク家の後継者として、それは必要なことだ。
動き出したティア
数日後、ティアとケイルアンはヌエン子爵家のパーティーに出席していた。
二人を出迎えた子爵夫人は、公爵であるケイルアンと皇帝の后となるティアの出席を「夢にも思っておりませんでした!!」と喜ぶ。
ヌエン子爵家はルビーとダイヤの鉱山を所有しており、帝国でも上から数えた方が早いほど裕福な一族だ。
しかし富を手にした一族の妻にしては清い人だと子爵夫人の事を感じたティアは(ちょうどいい)と思う。
そのティアの様子を見たケイルアンがクスッと笑う。
ティア「…こういう姿は見苦しい?」
しかしケイルアンは「やられ続けるよりはいい」と答える。
ケイルアン「この際、確実にやり遂げておいで」
その言葉にティアは頷くのだった。
ティア「お久しぶりです、ヌエン子爵令嬢」
友人らしき人たちと話をしているニアーヴに、声をかける。
ティアに気がついたニアーヴは今日のお礼と先日の出来事を謝った。
そんなニアーヴに対し、「むしろ力になれず、すいませんでした」と、ティアは自分が小さくて予備のドレスを貸すことが出来なかった事を侘びた。
周りにいた令嬢たちは二人が何の話をしているのかわからない。
ティアは今回の招待状が嬉しかったことと、同世代の友人がいなくて寂しいとニアーヴに話す。
ニアーヴ「公子のお二人がいるではありませんか!!」
しかし公子たちは男性だ。
ティア「ずっと女性のお友達が欲しかったんです…」
仲良くしていただけますか、というティアの言葉にニアーヴは顔色を変えた。
ニアーヴ「…まさか私に、機会をくださるのですか?」
ゴクッと息を呑み、ニアーヴが聞く。
ヌエン子爵令嬢は、適度に純粋で勘がよくそれなりに地位もあるけれど、どういうわけか皇帝派の中で埋れてしまっているが、見かけによらず計算も早い。
ティア「ヌエン子爵令嬢さえよろしければ」
パアッとティアの表情が明るくなる。
ニアーヴ「ありがとうございます、誠心誠意お仕えいたします!!」
しかし友だちになるのに、仕えるというのはおかしい。
ティア「どうかいいお友達になってください、ニアーヴ!!」
名前で呼びかけられたニアーヴの顔もバアッと明るくなった。
ティアはニアーヴの側にいた令嬢たちの紹介を求め、宝石で有名なナイラ子爵令嬢、商団を持つシャリア子爵令嬢、宝石細工商人を多数抱えるセンク子爵令嬢と挨拶を交わす。
ティア(はじめての割に悪くない収穫量)
彼女たちに社交界の中心となる機会を与える代りに、彼女たちはティアが社交界での地位を固める土台となってくれるのだ。
お互いの利害は一致している。
ティア(私の価値に微笑みかける人たち、それを知りながら歩み寄る私、どうせみんな同じよ)
そう思うティアの脳裏に、アレンとセインの後ろ姿が浮かび、はっとする。
ティア(…今は考えないようにしよう)
一瞬俯いたティアの背中を、ケイルアンが心配そうに見つめているのだった。
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捨てられた皇妃 第76話の感想・考察
令嬢たちの、自分に対する陰口を聞いたティアは、まず自分の立場をきちんと確立させる必要を感じます。
今、ティアには社交界での味方は皆無です。
皇妃だった時も社交界の事では頭を抱えていた、ということですから、どんな時代であっても社交界は面倒な場所、という事なのですね。
そして、以前は皇妃として社交界での立場を確立する必要があったのでしょうが、今度は皇帝派として結びつきを強くするために、社交界での立場が必要です。
敵は同じく貴族派です。
こういう姿は見苦しい?と、ケイルアンに聞くぐらいですから、立場を確立するためとは言え、外から見ていて、あまり楽しいものではありませんし、ティアもそれはよく分かっています。
セインが見たらどうしたんだ、とか言いそうですね。
ともかく、売られた喧嘩を買ったティア。
立場を固める事は出来るのでしょうか。
次回更新され次第、『捨てられた皇妃』最新話のネタバレをしていきますね!
以上、『捨てられた皇妃』第76話のネタバレ感想でした。