ピッコマで連載してiNA先生Yuna先生の『捨てられた皇妃』第57話のネタバレ。
前回の話では、鏡の向こうに処刑される自分を見たティアですが、次に見えたのは9歳に戻った自分でした。その日から今日まで、ティアは運命に歯向かおうと闘ってきました。そして今は一人ではないことに気が付きます。ティアは父と一緒に首都に帰ると決めるのでした。
それでは、『捨てられた皇妃』第57話のネタバレと感想を始めていきます!
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捨てられた皇妃 第57話のネタバレ!
カサッという音に、セインは振り向くと、そこにティアがいることに気がついた。
「頑張ってるね?」というティアの言葉に「そうでもない」とそっけない。
ティア(なんだか無愛想…何かあったのかな?)
不思議に思うティアに「もう大丈夫なのか?」とカルセインは聞き、「うん、心配かけてごめんね」と答える。
セイン「…わかってるなら頼むから体調崩したりすんなよな」
セインの言葉に、(ホントにどうしたのかしら!?)とティアは戸惑う。
いつものセインなら「おまえの心配なんてするわけないだろ!」と笑い飛ばすはずだ。
いつもと違うセイン
首都に向かう馬車の中でも大人しいセインを、ティアはチラッと見る。
ティア(何を考えているの?)
セインは窓の外に目をやったままだ。
ティア「あのね、カルセイン、話があるんだけど」
そう言って話し出そうとするが、ガタンッと馬車が揺れ、倒れ込むティアをセインが支える。
数日前の雨でできたぬかるみに車輪がはまってしまい、引き上げるのに少し時間がかかるというのだ。
モニーク侯爵「しばらく散歩でもしていなさい」
その言葉にティアは頷くきセインと馬車から降りると、目の前に広がる草原へと入っていく。
風が草についた綿毛をふき上げ、薄く張った雲の間から一条の夕日が差し込み、綿毛がキラキラと煌く。
ティア「見てカルセイン!すごくきれい!」
セインもティアの言葉にうなずく。
馬車を引き上げるのに苦労している騎士たちには申し訳ないが、止まらずに通り過ぎるのはもったいない景色だ。
セイン「…そうだな」
話しかけづらい雰囲気のセインに(どうしちゃったのかしら?)とティアは思う。
ティアも首都に着く前に伝えておきたいことがあるのだ。
セインの言いたかったこと…
セイン「…アリスティア」
呼びかけられたティアは「なあに?カルセイン」と、光を背に振り返る。
ティアを見つめるだけで何も言わないセインに「そういえば…カルセインが私の名前をちゃんと呼んでくれたの、これが初めてだよね」とティアは言った。
セイン「あのさ…大事な話があんだ」
ぎゅっと拳を握りしめ、セインが言う。
「あのさっ、お…俺…!」と何かを言いかけるセインの言葉を遮り「お嬢様!ラス公子様!」という叫び声が届いた。
出発する準備が出来たと呼ばれ、ティアは返事を返す。
ティア「カルセイン、ごめんね、それで?」
振り返ってティアは聞くが、「なんでもない、戻ろう」とセインは馬車に向かって歩きだした。
セイン「おまえの方こそ俺に話があるんじゃないのか?」
練習場で物言いたげな顔をして見ていた事に気がついていたのだ。
ティア「あっ、それがね、二ケ月ほど剣術の練習をお休みしたいの」
セインは頷く。
怒っていないかと聞くティアに、「俺も自分の練習時間が足りてなかったし」と答えた。
セイン「ちょうどよかった」
それを聞いたティアは、自分から練習を休みたいと言っておきながらも悲しさを感じてしまう。
ティアを教えるために今まで自分を犠牲にしてくれていたセインに、(お友達の足手まといにならないようにしなきゃ)と思うのだった。
セインを送り届け、また二ヶ月後に会う約束をする。
馬車を見送りながら「俺はバカか」とセインはつぶやいた。
セイン「今言ってどうすんだよ、そんな資格ないくせに」
先程の草原で、夕日を背にしたティアのシルバーの髪は、まるで剣の峰のように輝いていた。
そして“今のままでは公子自身すら守れそうにない”というルブリスの言葉を思い出す。
セイン(今に見てろ、俺を目覚めさせたにを後悔させてやる)
ティアはモニーク邸へと向かっているのだった。
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捨てられた皇妃 第57話の感想・考察
いよいよ首都に戻るティアですが、セインの様子がいつもと違います。
ティアへの気持ちに気づいて色々と考えているようですが、モニーク領に行く前に比べて、少し大人になったということでしょうか。
セインの言ったちょうどよかった、というのは、これからティアのために、もっと自分の剣も鍛錬していきたい、と言うことなのでしょうね。
ティアが剣術の練習を二ヶ月お休みする理由は何でしょうか。
ルブリスもティアが首都に戻るのを待っているでしょうし、次は何が起こるのでしょうか。
以上、『捨てられた皇妃』第57話のネタバレ感想でした。