めちゃコミックで連載してる萩原ケイク先生の『それでも愛を誓いますか?』第14話(分冊43・44・45・46話)を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
花ちゃん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
---|---|---|
15話 | 全話まとめ | 13話 |
武頼を見る目が変わった純。武頼の携帯が鳴ると、たとえアラームでも疑いの目で見るようになります。自己嫌悪しながらも、武頼はいつまでこの状態が続くのかと、嫌になっていました。純の仕事も忙しくなり、2人で過ごす時間もさらに少なくなります。SNSをほとんど更新していない純ですが、通知が来ていることに気がつきます。不思議に思い開いて見ると、そこには『足立沙織』の名前が。純は一瞬パニックになり、真山にメッセージを送りました。
最新話をいち早く読めるのはここだけ!!
文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、めちゃコミックで『それでも愛を誓いますか?』をいち早く読むことができますよ。
以下、『それでも愛を誓いますか?』第14話(分冊43・44・45・46話)のネタバレが含まれています。
それでも愛を誓いますか? 第14話(分冊43・44・45・46話)ネタバレ
夜、武頼は家で一人、純との昔の会話を思い出していました。
笑顔で話す自分と純。
朝、キスをしてから出かけようと思っていた武頼は、朝が待ち遠しく感じます。
・・・・・
先輩と食事をしていた真山は、やっと解散になりました。
携帯を見ると、なんと純からチャットが来ています。
『いま時間ある?』と、初めて純からの誘いの内容でした。
嬉しさがこみ上げる真山ですが、時間を見ると1時間以上前のもの。
急いで返信をしますが、純からはきません。
共通のゲームのチャット機能以外、連絡先を知らない真山。
電話したくてもできません。
その現実に、今度は悔しさと虚しさが湧いて来ました。
頼られたい
朝になり、武頼が目を覚ますと隣で純が眠っていました。
安心する武頼。
久しぶりに行って来ますのキスをしよう、と考えていた武頼ですが、眠っている純を起こさないようにと布団をかけ直し、自分だけ起きました。
純は寝たふりをしていただけで、怒っているような泣きそうな顔をしています。
・・・・・
出勤した武頼は、仲の良い上司と話をしています。
厳しいこの仕事を、よく諦めずに頑張っている、と言ってもらえました。
何か目標でもあるのか?と聞かれると、武頼はお金を稼ぐためと答えます。
それは、自分では無く純のためでした。
若い時から親の介護で苦労して来た純を、少しでも楽にしたいと頑張ったのです。
上司は、頼られるの好きだもんな、と笑って言います。
ハッとした武頼。
もっと頼って欲しいんだ‥と気づきます。
純の母が要介護になった時、純はお金のことなど泣きながら武頼に相談しました。
武頼は、これからも純が泣くことないように、いいものにしたいんだと改めて自分の気持ちを確認できました。
沙織のSNS
職場のトイレでSNSを開く純。
沙織のアカウントページを見ています。
写真を見ると若く見えるし、職業は公立校教師だから公務員なのか‥と自分より沙織の方が優れていると思ってしまいました。
チャットを開き、昨夜の真山からのメッセージに返信をします。
ゲームの質問をしたかっただけ、と返しました。
・・・・・
また翌朝、純は寝たふりで武頼だけが起き出勤します。
今まで忙しくても必ず一緒に朝食をとってくれていた純。
二人の会話は、『おはよう』も『おやすみ』さえも減っていきました。
元々は自分が悪い‥そう繰り返し思う武頼。自分がしたことの罰だ、と考え耐えます。
しかし何日もこの状態が続くと、ついに純に言いました。
自分が悪いと分かっているけれど、こんな無視されていては仲直りもできない、と話します。
純は込み上げる怒りを抑えながら、声を出します。
なぜ私に接触してくるの?と聞くと、何のことか分かっていない武頼。
純はSNSの画面を武頼に見せます。
だんだん声が大きくなってきました。
もう会わないと言ったのに、その後に諦める様子もなくアピールしてくるのはおかしい、と純は言いました。
目を見開いて何も言えない武頼。
その表情で、その後も会っていたのだと悟った純。
また会ったことが事実であることを知り、純は怒りをぶつけます。
武頼は何と言っていいか分かりませんでしたが、仕事の時間になってしまったので家を出ました。
苛立ちが抑えきれず早足で歩く武頼。
大変そうだから話を聞いてあげただけなのに何なんだ!と、しつこい沙織に対してか、自分のしたことの軽率さについてかイライラしています。
『初めての彼女』に再会し正直浮かれていた、と自分の気持ちも認めました。
その時、武頼のSNSにメッセージが届きます。
連絡先をブロックしている沙織からです。
『奥さん大丈夫?奥さんにちゃんと謝る』という内容。
沙織の考えを理解できない武頼は、関わるな、と返信をします。
しかし、友達になって奥さんに相談しようかな、と意味不明なことを送ってきました。
これが沙織‥?と武頼は信じられません。
・・・・・
真山は、任せたい案件がある、と上司から仕事を頼まれていました。
渉外からの依頼で、純が真山を推薦したとのこと。
嬉しくなった真山は、すぐに純のところへ行こうとします。
ですが、純が会社で噂になることを気にしていたのを思い出し、足を止めます。
夜の会議室の予定を見ると、純が一人で研修を受ける予約が入っているのを見つけました。
弱っている2人に近づくのは‥
夜、武頼は前と同じ公園で沙織と会っています。
怒っている武頼に対し、今日は暑いね、と平然としている沙織。
沙織は、武頼とやり直したいと言います。
すぐさま断る武頼ですが、沙織は諦めません。
武頼との生活を考えている、と具体的に話し始めます。
そして、奥さんより自分の方が武頼を大事にする、と抱きつきます。
武頼は、昼間上司に言われた『頼られるのが好き』という言葉を思い出していました。
・・・・・
純は、会議室で一人ビデオ研修を受けていました。
パソコンで映像を見終わると、誰かが会議室をノックします。
そこに立っていたのは真山でした。
少し驚いた純。
仕事で推薦してくれたお礼を言いたかった、と真山が言うと、純は何か言うのを我慢して『どういたしまして』と返しました。
とても疲れている様子の純を見て、心配する真山。
しかし、頑なに大丈夫と言い張る純。
相変わらず弱音を吐かない純に、真山はちょっとムッとします。
純は、今は頑張らないといけない時だと言いました。
真山に背を向けたまま、目も合わせず思いつめたように話す純。
真山は大きな声で『純さん』と名前を呼びます。
その時、急に社内が停電になりました。
周りのビルは明かりがついています。
停電に驚きましたが、暗くなったことで冷静になった純。
イライラしてごめん、と謝ります。
真山は、自分に価値がないと思っている純を否定します。
そして真っ直ぐ目を見つめ近づき、力強く抱きしめました。
真山に抱きしめられた純も、沙織に抱きつかれた武頼も、自分の方からは抱きしめていません。
この手を繋ぎ止めているものは夫婦の愛なのか、それとも理性と倫理なのか‥?
『それでも愛を誓いますか?』第15話(分冊47~49話)ネタバレに続く
スポンサーリンク
それでも愛を誓いますか?第14話(分冊43・44・45・46話)の考察・感想
状況や心境は違うものの、武頼も純も他人の腕の中にいます!
武頼は、名前にもその字が入っている通り、誰かに頼られるのが好きなのですね。
そういえば高校生の頃、女子から嫌われている沙織を気にかけていたのは武頼でした。
その頃から、誰かに頼られたいという思いがあったようです。
そう考えると、純はどんどん『自立したい』という思いが強くなっていますから、逆行していると言えるかもしれません。
その点沙織は、仕事や育児、元夫からも追い詰められ経済的にも余裕があるわけではありません。
武頼の『頼られたい』部分だけ考えると、助けてあげたくなるのは沙織の方かも‥。
ただそれは恋愛感情とは切り離して考えて欲しいところ。
厄介なのは、沙織が武頼の初めての彼女だという淡い思い出があることです。
先日もキスをしてしまい、武頼は不覚にも体が反応してしまいました。
理性で保ってくれることを願います!
そして純も、真山に抱きしめられました。
何年もキスも体の関係もない純。
男の人に必要とされ、抱きしめられたのは正直嬉しかったと思います。
浮気をしてしまった武頼に対し、真山は真っ直ぐ純だけを見てくれています。
心が弱っている純は、その思いに甘えたい気持ちもあるかと思いますが、純もまた自分からは抱きしめませんでした。
『不倫』という倫理に反したことをしてはいけない、と頭で考えているのか、武頼のことをまだ好きだという気持ちからそうしているのか‥。
純も武頼もどう対応するのか、続きが気になります!
『それでも愛を誓いますか?』ファンの方必見!!単行本発売情報
[それでも愛を訴求]まとめ
以上、『それでも愛を誓いますか?』第14話(分冊43・44・45・46話)のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『それでも愛を誓いますか?』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
『それでも愛を誓いますか?』関連記事