JOURで掲載されてるの高宮ニカ先生、イアム先生の『失恋未遂』第4巻(第10~12話9Pまで)を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきたいと思います。
花ちゃん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
---|---|---|
5巻 | 全話まとめ | 3巻 |
部屋で目を覚ました菜乃花に、羽島は「弱み見せてくれたら、そこにつけこもうとしてる」と言いキスをする。過去を引きずりながらも羽島の事をはねのけられない菜乃花は、再び関係を持ってしまいます。羽島のマンションに泊まった翌朝、羽島が堂園香澄と今も連絡を取り合っている事を知りショックを受ける。騙されるもんかという態度の菜乃花に、羽島は1月2日は空けておくように伝えた。
文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『失恋未遂』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『失恋未遂』第4巻のネタバレが含まれています。
失恋未遂 第4巻ネタバレ
『失恋未遂』第10話ネタバレ
年末、実家でずっと引きこもっていた菜乃花は初詣に出かける。
ヤゴとカッチンと約束していたが、待ち合わせ場所に現れたのはヤゴだけだった。カッチンは遅れて来るとの事。
カッチンが菜乃花の元気がなかったから心配していた、と話すヤゴに羽島との関係を思い出す菜乃花。
自分は元気だと答えるが、ヤゴは元気じゃなさそうだと言い自分の帽子を被せた。
いつ見ても菜乃花の短い髪の毛は寒そうだと笑うヤゴ。
その時、菜乃花に羽島から『あけましておめでとう。元気?』とメッセージが届く。
挨拶を返し、羽島も元気かと返信すると、こたつでビールを手にしている写真が送られてきた。高校生の頃、羽島から送られてきた写真に似ている。
羽島とはどうなっているのかとヤゴに聞かれ、羽島は本命の彼女と続いているから、自分とどうこうなる事はないと答える。
年末に黒髪の女と羽島が2人で歩いているところを見たと言うヤゴの言葉に動揺する菜乃花。
ヤゴは、羽島が菜乃花の16歳の誕生日に菜乃花の家に来ていたことを告げる。
なぜ教えてくれなかったのかと聞く菜乃花に、ヤゴは着信拒否までしていた相手に会いたかったのか?答えた。
約束していた日に、家に来ていたということを知った菜乃花。
そこに遅れてカッチンがやって来る。
謝るカッチンだが、出会いを期待して今日のメイクは濃いめ。
期待しても無駄だと言うヤゴとケンカするカッチン。
お参りの際、掌を合わせながら、菜乃花は羽島の事を思うのだった。
マンションに入って行ったのは…
初詣から自宅に戻り、ヤゴの帽子を返し忘れた事に気付く菜乃花。
ベットに腰掛け、捨てたはずのぬいぐるみが棚の上に飾られている事に気が付く。母がいつの間にか置いたようだ。
羽島が彼女と歩いていたと言う言葉を思い出す。
先ほど送られてきた、羽島の写真に写る見慣れないこたつを眺めながら、もしかしたら彼女の部屋に居るのかもしれないと気にする自分に何を気にしているの?と問いかけた。
10年前、もしあの日に羽島さんと会って話していたら…。
スマホの通知音が鳴る。その音を聞いて羽島が明日は空けといてくれと言っていたことを思い出す。羽島からのメッセージかと思って開くと、ヤゴから帽子を今度取りに行くとのものだった。
羽島からの連絡がなく落ち込む菜乃花。
その日、羽島から連絡が来ることはなかった。
・・・・
次の日。11時半過ぎ、菜乃花の部屋の中に着信音が響く。
羽島は二日酔いの枯れた声で、今から出てきてくれないかと言った。
今日はもうやめませんかと言う菜乃花の言葉に、来るのが嫌なら俺が行くと言う羽島。二日酔いの羽島に来させる訳にはいかず、菜乃花は自分が行くと告げ立ち上がる。
着替えて化粧をしていると目の前に映る鏡に、羽島に貰ったテディベアが映っていた。
羽島のマンションへ向かう途中に、食べ物と飲み物を買い、昔もこうやって買い物をして羽島の所へ向かったことを菜乃花は思い出す。
そんな菜乃花の目の前を一人の女性が通り過ぎた。
堂園香澄だった。
羽島のマンションに入って行く彼女を見て、なんてタイミングなのだとショックをうける菜乃花。
羽島の所に行く事も出来ず、立ちすくむ菜乃花の身体を冬の風が冷やす。
おろしたてのワンピースを着て、羽島の好きなプリンの入ったビニール袋を下げながら、自分は何て間抜けなんだと感じる。
菜乃花は、羽島の所へは行かず帰る事を選ぶのだった。
自分の気持ちに気が付いて…
仕事始まりの日、新年の挨拶をする会社の人達で賑やかな社内。
菜乃花も羽島に挨拶をするが、羽島は何となく機嫌が悪い。
・・・・
お昼休み、ベンチに座りながら菜乃花に羽島が元カレだと聞いた小宮は驚いた。
今は体だけの関係だと告げる菜乃花の言葉に動揺し咳き込む小宮。
そんな羽島との関係を終わらせなければと口にする菜乃花に課長の事好きじゃないの?と小宮が聞く。
その問いに、好きじゃないと言葉を返そうとする菜乃花の瞳から思いがけず涙がこぼれた。自分の涙に驚く菜乃花。
小宮が「…好きなんだね」と言い、菜乃花を抱き締める。
菜乃花は初めて自分の羽島に対する思いに気が付くのだった。
ずっと羽島を思っていた自分の気持ちを前にし、菜乃花は掌で顔を覆い泣いた。
・・・・
仕事が終わり帰ろうとする菜乃花に羽島が話しかける。
菜乃花は動揺して手にしていた紙袋を落してしまい、中からヤゴの帽子が見えた。
その帽子を拾い、誰の物かと問う羽島にヤゴに返すのだと言い、帰ろうとする菜乃花。
なぜ2日に熱が出てマンションに来れなくなったとドタキャンの連絡を自分に入れたのに、元旦にヤゴと会っているのかと口にする羽島。
このままではいられない、と意を決して菜乃花は明日、仕事が終わったら会えますか?と聞く。
その問いに自分のマンションで会おうと答えながら、羽島はグイっと菜乃花の腕を引っぱって近くの一室へ連れ込み、菜乃花のからだをドアの壁に押し付けた。
抵抗する菜乃花をもう少しだけとぎゅっと抱き締める羽島。
羽島の身体を離し、菜乃花は明日話しましょうと告げました。
菜乃花は明日、自分の思いを伝え羽島との関係を終わらせようと決心する。
『失恋未遂』第11話ネタバレ
会社を出て、泣きはらした顔の菜乃花はヤゴに借りていた帽子を返すが、ヤゴに呼び止められ言い合いになってしまう。
ベンチで羽島との今までの関係をすべて話し、「明日で終わりにする」と告げる菜乃花に、ヤゴはちゃんと思ってることを伝えるべきだと忠告するが、菜乃花は、また傷つくのは怖いという。
だからと言って、また我慢するのかと問うヤゴの言葉に菜乃花は唇を噛んだ。
菜乃花の16歳の誕生日、羽島に会ったヤゴは、菜乃花と付き合うことになったと嘘を伝えたらしい。
だから羽島がヤゴの事を口にしていたのかと理解する菜乃花。
その時、視線の先に堂園香澄の姿が。
小さく震える菜乃花の様子に気が付いて、ヤゴは香澄の元に走り出す。
ヤゴの行動に驚く菜乃花。
いきなりヤゴに肩をグイっとひかれ、驚きながら「何か?」と香澄が聞く。
羽島が他の女に手を出しているのを知ってるかと、いうヤゴの言葉を聞いて菜乃花は慌てて止めに入った。
ヤゴの頭を下げながら謝る菜乃花の目の前で、香澄の瞳から涙が流れる。
その涙に菜乃花の心が痛み、ヤゴとその場を離れる。
ヤゴの行動を責める菜乃花を、ヤゴは引き寄せた。
自分も言葉に出来ずにこじらせた事があるから、全部思っている事を相手に伝えろというヤゴ。
菜乃花の髪の毛をクシャっと撫でて、残念会開いてやるから明日頑張れ、と励ましヤゴは菜乃花に背を向け帰って行った。
菜乃花は1人、香澄の涙を思い出す。
人通りの多い道を1人歩き出す。羽島との関係の終わりを思いながら。
羽島が向かった先は
自販機の前でため息をつく菜乃花に南条が話しかける。
前に話していた相談はもういいのかと聞かれ、菜乃花は今日で全て終わる予定だと答える。
小宮に呼ばれその場を後にする南条は、男はみんなアホですよ。だから三浦さんもそれに合わせればいいという言葉を残して去って行った。
・・・・
仕事が終わりエレベーターを待つ菜乃花の目の前で、羽島が外仕事を終え帰って来た。
羽島は菜乃花に気が付き、一緒に帰って来た上司に先に行っていてくれと伝え、菜乃花に仕事の報告はあるかと聞いた。特に連絡はないと答える菜乃花の頬に手で触れる羽島。
「まつげ、ついてた」という羽島の言葉に、菜乃花の頬が赤くなり心臓が高鳴る。
仕事の話を続ける菜乃花に、羽島は別れたいって話をここでする?と聞いた。
ハッとする菜乃花に、車のキーを渡し先に車で待っていてほしいと告げる。
・・・・
暗くなった駐車場。羽島が運転席に乗り込んだ。
「とりあえずメシ行こっか」と言う羽島に、菜乃花は話をしようとするが、後で話を聞くから3時間だけくれと言われる。
車が走り出し、運転する羽島の横顔を見つめる菜乃花。
空には、満月と幾つもの星が光っていた。
『失恋未遂』第12話ネタバレ(9Pまで)
目の前でお好み焼きを食べる羽島。
思いもよらなかった今の状況に菜乃花は羽島を見つめる。
菜乃花の注文したお好み焼きのチーズの部分と、自分の餅の部分を一口交換してくれと言う羽島に、嫌だと答える菜乃花。
ケチ、と笑う羽島を前にして、菜乃花は困惑する。
お店を後にして、次に羽島が向かったのは、昔2人で来たゲームセンター。UFOキャッチャーに夢中になっていた羽島が菜乃花に手渡したのは、昔菜乃花にくれたテディベアに似たぬいぐるみだった。
再び車に戻り、羽島は大人になった、あんたとデート出来て良かったと告げる。その言葉にやるせない気持ちになった菜乃花は、これからどこに向かうのか聞く。
羽島は「俺の家」だと答える。
・・・・
マンションの部屋。菜乃花を抱き締める羽島。
音をたてて落ちる菜乃花のカバン。
話を聞いてくれと、抵抗する菜乃花に羽島は無理やりキスをする。
激しいキスに菜乃花は羽島の頬を叩き、メガネがカシャンと床に落ちた──…。
スポンサーリンク
失恋未遂 第4巻の考察・感想
羽島さん積極的ですね…!菜乃花に対する思いの強さが伝わってきます。
ヤゴの言うように、羽島にはっきり気持ちを伝えてしまえばいいのに…もどかしくなってしまいます。いっそヤゴと結ばれたら、菜乃花は幸せなんじゃないですかね。うまくいかないですね。
ラストに向けて羽島と菜乃花、2人の関係がどうなるのか気になります。
辛い表情の多かった菜乃花には幸せになってもらいたいです!
『失恋未遂』など漫画をお得・無料で読む方法
[失恋未遂訴求]まとめ
以上、『失恋未遂』第4巻のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『失恋未遂』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
『失恋未遂』関連記事