JOURで掲載されてるの高宮ニカ先生、イアム先生の『失恋未遂』第3巻(7~9話)を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきたいと思います。
花ちゃん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
---|---|---|
4巻 | 全話まとめ | 2巻 |
昔忘れていった生徒手帳でカナ=菜乃花だと羽島にバレてしまいます。その後、取引先との会食後に羽島にキスをされる菜乃花。そして、残業中にあり?なし?と聞かれ、昔を思い出すが「なしです」と菜乃花は答える。疲れが溜まっていたのか、体調が悪くなった菜乃花は早退し、寝ている間に昔の夢を見る。目が覚めた菜乃花のもとに、ストーカー状態になった前の職場の上司から電話が来て、たまたまお見舞いに来た羽島が対処し、安心した菜乃花は倒れてしまいました。
文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『失恋未遂』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『失恋未遂』第3巻のネタバレが含まれています。
失恋未遂 第3巻ネタバレ
『失恋未遂』第7話ネタバレ
気を失っていた菜乃花が目を覚ましたのは、倒れてから30分後。
菜乃花は、羽島に会社に戻るように言うが、さっきの電話の件をわりと本気で心配しているのだと告げられ、羽島が予想した前の職場の上司だったと話し始める。
指輪をしてなかったのでフリーだと思っていた菜乃花。
しかし、既婚者だと分かって別れたいと伝えるが応じてもらえず、それ以降、職場では厳しくされたり、外では付きまとわれたりしたらしい。
家にまで来てしまい、実家に戻り、仕事も辞めた。
そんな話をしたあとに、付き合ってから相手に本命がいることが分かることが少なくないのだと笑いながら言い、いっそセカンドと割り切った方が楽なのかも…と言い出す。
それを聞き、見る目がないのは菜乃花だけど、悪いのは男だと言ってくる羽島。
諦めたような目をし、可愛げのない態度を取る菜乃花に、羽島は弱みを見せてくれたら、そこにつけこもうとしていると告げ、眼鏡を外して菜乃花の顔に手を触れる。
身じろぎもせず、冷めた目をする菜乃花に「何すると思う?」と言ってキスをする。
こうやってまた流される自分をバカだと思う菜乃花。
羽島は以前と同じ、「あり?なし?」と質問をすると、またも「なしです」と答える菜乃花。
しかし、羽島は「よく言う」と言って、再びキスをしてネクタイを外す…。
一番になれないあの関係がまた始まるんだと菜乃花は思うのでした。
卒業式の日──
卒業式が終わり、羽島の家へと来た菜乃花。
羽島の学校も卒業式で、もう制服姿も見れないのかと残念がる菜乃花。
菜乃花は明るく振舞おうとするが、目に涙を浮かべ、泣きそうになっている事を突っ込まれると、来月からあえなくなる事を悲しんで泣き始めた。
羽島は菜乃花にキスをして、ぎゅっと抱きしめる。
そして、卒業おめでとうと伝えた後、ベッドの中で愛し合う2人…。
羽島は「カナ」と一度だけ呼ぶが、菜乃花は心の中で「私の名前はね、本当は菜乃花って言うんだよ」と呟いた。
『失恋未遂』第8話ネタバレ
菜乃花が目を覚ますと、横で羽島が寝ている。
ドギマギしつつも、寝ている羽島の手を使って自分の頭をポンポンしたり、手に顔を擦りつけていると、羽島が起きてしまい、わたわたしてしまう菜乃花。
そんな菜乃花を後ろから抱きしめてくる羽島。
「…好きだなあ。好き。大好き。好きすぎて吐きそう」
無邪気な笑顔で言う菜乃花に、羽島は「よくそんな言えるよね」とあきれ顔。
だって、言わなきゃ伝わらないと菜乃花が言うと、羽島は頭をポンポンとしてくる。
伝えても伝えても足りない。胸がギューってなること、何度会っても嬉しくてドキドキすること。羽島のことが大好きなことも…。
羽島の友達の会話を聞いていた菜乃花は…
今日のところは帰りますと言って玄関の前に立つ菜乃花。
羽島は駅まで送ろうとするが、菜乃花は駅で知り合いに会ったら羽島が恥ずかしいと思って断ると、「今日でおしまいだからいいんだけどね」と羽島が呟く…。
…がなんでもないと言葉を濁し、菜乃花は笑顔で駅に向かう。
駅に着いた菜乃花は先ほどの羽島との時間が忘れられず、ボーっとしていた。
すると、羽島の友達たちが羽島のことを話していたので、耳を大きくして聞く菜乃花。
友人たちは、羽島は彼女と約束があるから来ない…などと言う会話をしていたので、私は帰るから羽島さん参加できますよ~などと菜乃花が考えていた。
そのとき、じゃあ堂園香澄も来ないのかという言葉が聞こえてきた。
会話を聞いていると、羽島とその堂園香澄はもともと幼馴染で、中学の頃に越してきたらしく2年生の1学期から2人は付き合っているという話だった。
いったい何を話しているのか…。呆然としてしまう菜乃花。
そんなわけないと思いながらも羽島の家へと菜乃花が戻る。
そこで目にしたのは、羽島と腕を組んだ写真に写っていた女性・堂園香澄がいて、彼女のことを自宅へと招き入れる羽島がいた。
それを見た菜乃花は膝から崩れ落ち、今までのことを思い出す。
電車で話してはいけない事、机の上に写真があったこと、好きって言葉をもらえなかったこと…。
菜乃花の胸にズクン…と大きな痛みが走る。
そして、帰り際に羽島が言っていた「今日でおしまいだからいいんだけどね」と言っていた言葉を思い出し。それは私とってことなのかと思い泣き叫ぶ菜乃花。
羽島さんには彼女がいた。私じゃない彼女が。彼は私に嘘をついていた。
本命じゃなくても…
菜乃花が風邪で倒れた日、羽島はキスをしただけで帰っていた。
そして、週末。会社の展示会に参加した菜乃花と羽島、南条。
展示会で2人きりになったとき、さっさと会話を切ろうとする菜乃花に羽島は今夜、家行くからと言ってくるので、予定があると断ろうとするが、行くからと羽島は告げる。
席を外していた南条が戻ると、羽鳥は車を取りに。
その間、南条と話をしているときに、菜乃花が男の人は本命じゃなくてもキスできるかと聞くと、できますねと答える南条。
そうしたいという気持ちがある前提だと思うと言われ、男の人は使い分けできるんだと思い、「南条さんはどちらですか?」と聞く菜乃花。
南条はその問いには答えず、聞きたいのは自分の事ではないでしょうと言ってくる。
それに、まるで羽鳥や南条に遊び相手がいるような言い方を指摘され、謝る菜乃花。
そうこうしているうちに車を取りに行っていた羽鳥が戻って来た。
その夜──
宣言通り、夜になると菜乃花の自宅に羽島がやってきた。
菜乃花が自宅に上げてくれたので、キスさせたかと思ったら避けたり、なのに簡単に家には上げたり…どういうつもりなのかと羽島に聞かれ、黙ってしまう菜乃花。
「俺はちゃんと好きだけど」
あの頃は言ってくれなかった“好き”という言葉を羽島が簡単に言ってくるので、「ははっ」と投げやりな感じで笑い、菜乃花は服を脱ぎ始める。
服を脱ぐ菜乃花を止め、その前に言うことがあるだとと言ってくる羽島。
今さらこんな言葉に意味はないと思いつつ、羽島と同じ気持ちだと菜乃花は伝えると、羽島は菜乃花を押し倒し、体を重ねた…。
『失恋未遂』第9話ネタバレ
10年前に別れた人とこんな事に──。
そんなことを思う菜乃花だが、あの頃とは違い、傷つく覚悟は出来ていた。
・・・・・
夜、仕事納めの飲み会が終わり、羽島の家に来た菜乃花。
この関係をどう説明すればいいのか。
そんなことを思っていると、菜乃花の濡れた髪を羽島がタオルで拭いてくれるので「…なんか恋人みたい」と呟くと、羽島は「恋人でしょ」と言ってくる。
そして、キスをし、何度も「カナ」と呼んでくる羽島。
・・・・
翌朝、菜乃花が目を覚ますと羽島は“香澄”と電話していた。
一瞬にして、堂島香澄のことを思い出し、布団にもぐる菜乃花。
電話を終え、部屋に戻ってきた羽島は菜乃花の寝起きの顔が無防備で可愛いなど言ってくるので、昔は全然言ってくれなかったと伝える菜乃花。
羽島は菜乃花に、ちゃんと言葉と態度で示さないと伝わらないと言われたことを教訓にして、実行しているだけだと言う。
これは…、この人の手──と、騙されるもんかという態度を取る菜乃花。
帰り際、羽島は菜乃花に1月2日空けておくようにと伝える──。
スポンサーリンク
失恋未遂 第3巻の考察・感想
この巻で菜乃花が髪を切った理由が分かりましたね。
1話の冒頭部分に繋がっていましたが、羽島は菜乃花とは別に付き合っている?女性がいて、自分は2番目だと思ったから…というのが理由っぽいです。
しかも、その女性・堂島香澄とはまだ続いている…?
だから、また昔のような関係が始まると菜乃花は思っているようですが、羽島は恋人だと言い切るので、そうやって本気っぽく見せるのが羽島の手だと菜乃花は思っているみたいです。
羽島視点がないので分かりませんが、本当に遊びで菜乃花と付き合っているのでしょうか。
だとしたら、羽島は最低な男ですが何かありそうな感じもしますよね。
『失恋未遂』など漫画をお得・無料で読む方法
[失恋未遂訴求]まとめ
以上、『失恋未遂』第3巻のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『失恋未遂』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
『失恋未遂』関連記事