たちばな梓先生の『RISKY～復讐は罪の味～』第35話･36話のネタバレ。
前回の話では、光汰がかなたと寝たときの話と、ひなたが自宅に戻り、吐き気が止まらないことで生理がきていないことに不安を感じるところで終わりました。
今回はどのような話になるのでしょうか…。
それでは、『RISKY～復讐は罪の味～』第35話･36話のネタバレと感想を始めていきます！
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RISKY～復讐は罪の味～第35話のネタバレ！
生理がきてないことで不安がよぎるが、頭をぶんぶんと振って違うと言い聞かせる。
亨とすることも考えて、いつもピルを飲んでいたし、妊娠するわけがないと思っていたが、飲み忘れた日がなかったかと不安がよぎる。
ゴムはしていたけど、ピルを飲んでいたからちゃんと確認もしていなかったし、穴があいていたり、中で外れたいたり、そんな日はなかったかと自問自答するひなた。
もし避妊に失敗していたら、どっちの…
そんな不安を感じていると、あそこで何度もしてたじゃないという声が。
その声に驚いて振り返ると、ひなたには死んだ姉・かなたの幻影が見えているようだった。
かなたは、あなたもあたしの女のプライドをズタズタにするの？とひなたを追い詰めるように聞いてくるので、美香にも同じ悔しい思いを味わわせたかっただけだと説明するが…。
だったら1回でいいと言ってきて、ひなたは亨を信用させるためだと否定する。
それを聞いて、かなたは本当は気持ちよかったんでしょう？感じてたんでしょ？と、笑いながら言ってきて、ひなたのお腹を触る。
否定するひなた。
そのとき、「あたしにはあんなことをしておきながら、あなたはその子を殺すの？」という声が聞こえ、そちらを向くと、美香の幻影が…。
・・・・・
その瞬間、エコー写真を何枚も印刷したことを思い出す。
ひなたは、美香に自分がしたことが人殺しだと分からせるために、検索で出てきた赤ちゃんの形がハッキリと分かるエコー写真を印刷していたのだ。
二人の幻影に追いつめられてしまうひなた
あなたがいなければ亨と美香が出会うこともなかったのよと言ってくるかなた。
あたしだって人生メチャメチャにならずに済んだのにと言う美香。
二人の幻影がひなたを追い詰めるように近づいてくるので、自宅から飛び出す。
あなたさえいなければよかったのに。いなければよかったのに。
二人の幻影は、亡霊のような姿に変わって何度もささやく。
姉のためにやっていたと思っていた復讐だったのに、何のためにやっていたのかと考えるひなたは、心の中で光汰に助けを求めながら、靴も履かずに走って逃げていく─。
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RISKY～復讐は罪の味～第36話のネタバレ！
光汰とのセックスは最高でしたよ
逃げるように自宅を飛び出したひなたは、何かに気付いたかのような表情をして足を止め、光汰が“好きな女しか抱けないから”と言っていたこと思い出す。
それで、光汰もかなたが好きだったのだと思い始めるひなた。
あたしがいなかったら光ちゃんとお姉ちゃんが付き合っていたかもしれないと…。
ひなたは涙を流しながら立ち尽くし、わたしさえいなかったら、みんな幸せだったの…？と呟いた。
そんな未来もあったかもしれないと、ひなたは思う。
あたしさえいなければ──…。
そのとき、信号が赤に変わり、車がひなたに向かってきた─…。
病院へ駆けつける光汰
病院から連絡を受けた光汰が病院に着くと、意識を失った状態のひなたがベッド寝ていた。
医師が光汰に車と接触したときに頭を打ってしまったみたいで意識は戻っていないけど、脳には異状はなく、外傷も打撲とかすり傷程度で済んだことを説明した。
光汰が頭を下げると、医師が何かを言おうとした。
…が、医師の携帯がなったので、目を覚ましたら呼ぶように伝えて病室から出て行った。
光汰は心配そうな表情でひなたを見つめ、「変な気起こしたりしないから」と言ったことを思い出して、そっとひなたの手を握る光汰。
そして、一人でマンションに行かせたことを悔やみ、説明すればよかったと謝った。
かな姉とはしていない、最後までできなかったんだと…。
・・・・
光汰は、かなたと寝ようとしたあの日、どうしてもできなかった。
かなたは困らせたことを謝って、光汰のことを抱きしめたけど、その表情は怒りに満ち溢れていた。
意識を取り戻すひなた─
意識のないひなたに、裏切ったことに変わりはないけど、そのときに好きな人じゃなきゃ抱けないことに気付き、ひなたじゃなきゃダメなんだと伝える光汰。
光汰は、自分がかなたを傷つけたせいで自殺に追い込んだのかもしれないことが怖くてひなたに言えなかった。そして、そのせいでひなたまで追い込んでしまったことを謝った。
ひなたに向かって泣き叫ぶ光汰。
そのとき、ひなたの指がぴくっと動いて、光汰がハッと顔を上げると、ひなたがここはどこかと聞いてくるので、光汰が病院であること伝えると…“光汰”とひなたが呼んだ。
安心した表情から、一瞬にして光汰は困惑の表情を浮かべた─…。
＞＞『RISKY～復讐は罪の味～』第37話･38話（最終回）ネタバレに続く
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RISKY～復讐は罪の味～第35話･36話の感想・考察
まさかですが、ひなたの体に姉のかなたが入った可能性があります。
次回予告でも「はじめまして、広瀬“かなた”です」と言っているし、かなたが入ってしまったのか、それともすべてが嫌になったひなたがなりきっているのか…。
光汰もひなたはずっと「光ちゃん」と呼んでいたのに、いきなり「光汰」と呼ばれて戸惑ってました。
乗り移るって可能性は低いので、あまりのショックにかなただと思い込んでるのだと思いますが…。
どっちみち続きが気になる終わり方でしたね。
以上、『RISKY～復讐は罪の味～』第35話･36話のネタバレ感想でした。