アフタヌーンで連載してる小西明日翔先生の『来世は他人がいい』第10話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
花ちゃん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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11話 | 全話まとめ | 9話 |
霧島と翔真が初対面します。ストーカー行為を平然とする霧島をみて、吉乃を心配した翔真は、吉乃を大阪に連れて帰ろうとします。そんな翔真のことを、霧島が”外野”呼ばわりし、吉乃の怒りを買います。霧島がすぐに謝った為、その場は収まり、吉乃はこのまま東京に居ることに。見送りの際、再度帰りたいと漏らす吉乃を抱き寄せ、翔真はまた来ると言います。そんな2人を、こっそり見つめている霧島の目は鋭くて・・・。
こちらでは、文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『来世は他人がいい』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『来世は他人がいい』第10話のネタバレが含まれています。
来世は他人がいい 第10話ネタバレ
卵焼きを作りながら、ハンズフリーで電話する吉乃。
電話の相手は翔真です。
布袋と約束した吉乃が、お盆に霧島を大阪に連れていって挨拶させる話をすると、翔真はチッと聞こえるように舌打ちをします。
霧島は何と言ってるのかと尋ねる翔真に、吉乃は大阪に連れていく話をまだしていないと言います。
そう話ながら吉乃は、一昨日くらいから霧島とあんまり話していないことに気付くのでした――。
霧島と電車通学する吉乃
電車の中は、沿線近くで運動会がある為なのかいつもより混雑しています。
霧島と接近した吉乃は少し緊張した様子。
吉乃は霧島に夏休みに大阪に連れていきたい話を切り出そうとしますが、ちょうど電車が駅に停車したため、さらに乗客が入ってきてギュウギュウ詰め状態になります。
押し込まれてしまった吉乃を、自身の前のスペースに引っ張って連れて来る霧島。
吉乃はさらに霧島と接近して、胸板に当たりそうになのが気になっています。
下を向いている霧島。
体調が悪いのかと吉乃が尋ねると、霧島は吉乃が殺されたりしないよう用心しているのだと言います。
これだけ人がいると神経使うからじっとしてると言う霧島は、吉乃を守るようにして立っています。
吉乃は東京に来るまで、通学するときは車での送り迎えをしてもらうことがほとんどで、こんなに混んでる電車に乗ったのは初めてかもと言います。
でも中1のときだけは翔真と一緒に学校行ってたから、徒歩で通学できていたと話す吉乃。
そう吉乃が口にした途端、空気が変わり、吉乃はゾクッとします。
思わず吉乃が顔を上げると、いつもの笑顔をした霧島にどうかしたかと聞かれなんでもないと答えますが、落ち着かない気持ちになります。
授業中
今朝の違和感は、昨日駅のホームで翔真を見送った時にも感じたものでした。
やはり霧島だったのかと思うと、吉乃は気になって授業に集中できません。
霧島との会話も、今日は上滑りしている感じがした吉乃。
それは東京に来てすぐの頃、霧島が自分に飽きた時と似ていて既視感があると思う吉乃。
また自分といる生活に飽きてきたのかと思った吉乃は、面倒くさい男だと思いますが、自分も霧島を惚れさせる努力を何もしていないことに気づきます。
普通の恋愛だったらどうなのだろうと、ネットで『飽きられやすい女にならないために』と検索してみると、世間一般のルールから逸脱している霧島には、全く役に立たない情報しか出てきません。
自分でどうにかするしかないと吉乃が決意したところに、翔真からラインがきます。
翔真は友人とアイスの大食いに挑戦して10分で完食したらしく、大ジョッキに入ったパフェみたいな写真が送られてきます。
すぐさま吉乃は、翔真に【勉強しろ】と返信します。
吉乃はふと教室の窓の外に目をやると校庭に体育の授業中の霧島がいます。
その霧島は鋭い視線でこちらを睨むように見つめています。
吉乃があっけにとられる中、霧島はクルっと向きを変え、他の生徒がいる方へ歩いて行きます・・・。
唖然とする吉乃ですが・・・。
吉乃が感じた”殺意”の正体
深山家の離れにて、吉乃は深山家の離れで衣替え中。
洋服が部屋中に散乱してしまって、まるで荷造りでもしているような感じになってしまっています。
霧島の予想外の行動に心を乱す吉乃は愚痴りながら、障子を開けて縁側に出ようすると、なんと目の前に霧島がいます!!
ビビりまくる吉乃に、吉乃宛に届いた荷物を持ってきたと笑顔で言う霧島。
部屋着ではない吉乃にどこかに出かけるかと尋ねてくる霧島。
吉乃は慌てて冬服を処分するために試しに着てみたと説明しますが、霧島は荷造りでもしてるのかと思ったと言います。
吉乃は背後に凄まじい悪寒を感じて動けません。
今朝の電車で感じたのと同じ感覚で、まるで包丁でも突き付けられたようだと吉乃は感じます。
分かっててやってるのか霧島に問いただす吉乃。
何のことだかピンときていない様子の霧島に、吉乃は振り返って霧島の殺意を指摘しますが、霧島は心外そうな表情をして否定します。
吉乃は何が気に入らないのかと問うと、霧島はすぐさま吉乃に気に入らないところなんてないと否定します。
では翔真のことがキライなのかと尋ねると、誰かを嫌いだと思ったことがないからよく分からないと答える霧島。
では自分と翔真が実は付き合ってるって言ったらどうするかと吉乃に訊かれた霧島は、吉乃が自分を差し置いて大阪の男とよろしくやってると思うと嬉しいと答えます。
霧島の思考が全く理解できず言葉に詰まる吉乃。
霧島の嫉妬
しかし霧島は全部俺の目の前でするという条件をつけると言い出します。
他の男と付き合ってもいいが、自分が最後にその男を殺して全ての帳尻を合わすのがルールだと話す霧島。
もし自分と翔真が付き合ったら最終的に翔真を殺すと言ってることになるけれど頭大丈夫かと問う吉乃に、霧島は付き合ってるのかとすかさず確認してきます。
そんな霧島に翔真は家族だと吉乃はハッキリと否定しますが、霧島は家族といってもそもそも吉乃と翔真は血がつながってないことを指摘してくるのでした・・・。
吉乃が翔真に嫉妬しているのかと問うと、霧島はそうかもしれないと認めます。
真顔で嫉妬で頭がイカれそうだと言う霧島に、あっけにとられる吉乃。
さっきから矛盾だらけの挙句、理解不能な発言をする霧島を信じろというのは無理な話だと吉乃が言うと、霧島は普通の男をうまく演じてみせようかと言い出します。
吉乃の為ならしてもいいと提案する霧島に、吉乃は女の機嫌とるために自分の生き方曲げるんかとブチ切れます。
自分は1年経ったら霧島を捨てて大阪に帰るつもりであることを明かした吉乃は、万が一自分が霧島に惚れることがあったらこのまま東京に住み続けるという約束までしてしまいます。
吉乃に惚れてもらうためにはどうすればいいかと訊いてくる霧島に、再び吉乃はブチキレます。
中途半端に真人間装うくらいだったら世界で一番頭おかしい男になった方が1000倍マシだとスゴイ剣幕で啖呵を切る吉乃。
その様子にグッときた霧島は目の色を変えて吉乃を見つめ、永遠に吉乃のことが好きだと言い切ります。
頬を赤らめながら、恍惚とした表情を浮かべる霧島。
そんな霧島をやっぱり頭おかしいと言う吉乃ですが、吉乃と結婚するために第一歩だと嬉しそうにする霧島。
その後・・・
吉乃は翔真に電話をしています。
夏休みに大阪へ行く旨の話を霧島に伝えると明日にでも行けるという返事だったという報告をしています。
それを聞いた翔真は、チッと盛大に舌打ちをするのでした。
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来世は他人がいい第10話の考察・感想
これは・・・!!霧島の嫉妬でしょうね!
まず霧島って、嫉妬心がちゃんとあるんだ!と思ってしまう恐るべき人間性・・・。
吉乃みたいに読者も、霧島にだんだん慣れてしまってマヒしちゃってますね!!
霧島の睨みって、これ絶対、霧島また吉乃のケータイを勝手にコピーするなり、情報を抜き取るなりして、ラインのメッセージ見てますよね(笑)
自分の行動棚に上げて、キレ顔見せる霧島がやっぱり怖い・・・けど、ヤキモチなんてちょっとかわいいと思ってしまったり。
その後の、霧島の”殺して帳尻を合わせるのがルールだろ”発言が全く理解できないんですけど。
どことどこの帳尻が合ってるのか不明だし、そんなのルールでも何でもないし。
吉乃が殺意と感知したのは、やはり霧島の嫉妬でしたね!
霧島なら十分あり得る話なので、もはや驚きませんけど・・・。
むしろ納得ですよね!
霧島ふたたびの告白。
こんなにうらやましくない告白ってあるんだなぁと思いました!!(笑)
この漫画、ギャグ漫画とかヤクザ漫画じゃなくて、あくまでメインは恋愛な筈ですけど、大丈夫ですかね?!
・・・と余計な心配を読者にさせる霧島クオリティ全開な今話でした!
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[来世は他人がいい訴求]まとめ
以上、『来世は他人がいい』第10話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『来世は他人がいい』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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