月刊フラワーズで連載している田村由美先生の『ミステリと言う勿れ』epsode13を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
花ちゃん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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ep13-2 | 全話まとめ | ep12 |
今日はフルーツサンドを食べる日だと意気込んで順番待ちをしている整。ライカから伝えられた事実を思い出しながら、周囲の人の会話に耳を傾けていました。そんな中、聞こえてきたのは痴漢冤罪を起こした女性が突き落とされたという話。時間がなく諦めて帰る間際に、犯人は女性だと言い当て整はその場を後にしました。いつも通りライカに会いに来た整は、ライカはレプリカじゃなく、千夜子(ちやこ)と生き抜いたのだと伝えます。そんな整に、ライカは今まで通り自分と接してほしいと頼んだのでした。
こちらでは、文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『ミステリと言う勿れ』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『ミステリと言う勿れ』epsode13のネタバレが含まれています。
ミステリと言う勿れ epsode13ネタバレ
要点だけ知りたい!って方の為に、『ミステリと言う勿れ』epsode13のおおまかな流れと注目ポイントを先にお伝えしておきます!
- 奇妙な依頼
- どちらが有紀子でどちらが実都子?
- 名前の意味
- 有紀子と実都子ともう1人
汐路(しおじ)から、ある家の双子を見分けて欲しいという依頼が持ち込まれる。汐路の勢いに負け、依頼者の家へと向かった整が覚えた違和感とは?
奇妙な依頼
墜落しそうな飛行機の中で、社長と呼ばれた女性が子どもに電話をかけているシーンから始まります。隠すのよ、バレちゃだめ、と。
大学内で花の写真を撮る整。どうやらアプリで花の名前を調べているようです。
そこに、聞いたことのある声が聞こえます。
整を呼ぶ声が汐路のものだと気付いた整は、彼女から逃げようとしますがすぐに追いつかれてしまいます。
花ちゃん
どうやら頼みがあるらしい汐路。その内容は“双子を見分けること”だというのです。
話が見えないまま、汐路とともに依頼主の鳩村さん宅に来た整。
噴水には、ピンクと水色のアヒルのおもちゃが浮かんでいます。
出迎えてくれたのは、カバンの有名企業『P・ピジョン』の東京支部社長、瓜生(うりゅう)でした。
話によると、前社長がP・ピジョンをトップメーカーに押し上げたようです。
その前社長・鳩村一葉(いちは)は、半年前に飛行機事故で亡くなりました。
会社は問題ないが、困っていることがあると瓜生は言います。
そこに姿を現したのは、色違いのベレー帽を被った双子らしき女の子。彼女たちは一葉の娘のようです。
名前は鳩村有紀子と実都子(みつこ)。
自己紹介をしたかと思うと、次の瞬間には互いの帽子を入れ替え、先ほど言ったのとは逆の名前で自己紹介をしたのです。
どちらが有紀子でどちらが実都子?
これには整も驚きの表情。
瓜生によると、彼女たちはしょっちゅう入れ替わっており、一葉が亡くなった今となっては誰も判別できないらしいのです。瓜生は、2人の叔父にあたる人でした。
体育がドッジボールだから学校に行きたくないとごねる2人。
そんな2人をよそに、瓜生は家政婦を紹介しました。
彼女の名前は畑中詩(はたなかうた)。夫は徹(とおる)といい、この家の庭仕事をしているようです。一葉が産まれる前からここで働いているという詩。
それなのに2人の見分けがつかないのか、と汐路が尋ねると、本人に否定されると確信が持てなくなってしまうとのこと。主治医でも分からないそうです。
どちらかをショートカットにすればいいのでは?と汐路が提案します。
しかし、瓜生は、それだと2人の区別がつくだけでどちらが有紀子で実都子か分からない、と答えました。
ゆめちゃん
朝食会に向かおうとする瓜生でしたが、そこへ1羽の鳩が飛んできて、額に糞をかけました。
鳩はアイコといい、双子が昨日学校から飛ばしたのだと言います。
そこで、整はふと疑問に思ったことを口にしました。
どうしてそんなに見分けたいのか、自分たちが分かっているのだからいいのではないか、と。
それに対し、瓜生は不便だから良くないと反論します。
その次には、いずれは会社を継がせようと、と言い出した瓜生を見て、それよりも本人たちの意思が重要だと返す整。
その言葉を最後に、整は屋敷から追い出されてしまいました。
帰り道、整と汐路の会話の中で、汐路がふと呟きます。
あの年頃は、自分の意思よりも人の影響を受けやすいと思う、と。
それを聞いた整は、はっとした表情で、1人屋敷へと引き返していきました。整の後ろ姿を眺めながら、次にスマホを見た汐路。
実は、鳩村家に整を紹介してくれと頼んだのは我路(がろ)だったのです。
名前の意味
引き返した整は、家庭教師として鳩村家で2人を観察することに。そんな整を、双子はスパイだと言って邪険に扱います。
・・・・
鳩村家での出来事を、ライカに話す整。2人がなぜ入れ替わるのかではなく、なぜ入れ替わっていることをアピールするのかが気になると呟きました。
花ちゃん
・・・・
翌日、また鳩村家にやって来た整は、噴水にある黄色と赤のアヒルに気がつきます。
双子の2人は、宿題で出た読書感想文が面倒だと愚痴をこぼしていました。
読書感想文を書くにあたって、「桃太郎」について思ったことを正直に言ってみないかと2人に提案しました。それを聞いた2人は、思ったままに自分の感想を口にします。
2人をそっと観察する整。次々に2人から桃太郎に対する疑問が出てきます。
そういった気持ちをそのまま読書感想文に書いたらいい、という整の言葉に、2人は驚いた顔を見せたのでした。
その後、詩とわらびもちを作りながら、名前について会話する整。名前は重要だと整が呟きます。
すると詩は、一葉が自分の名前は長女だと分かる名前だから子どもたちにはそうでない名前をつけたい、でも順番が分かる名前になってしまった、と言っていたことを教えてくれました。
それを聞いて、2人の名前について考え始める整でしたが、結局答えは出ません。
有紀子と実都子ともう1人
そのまた翌日、整は自分が一体何をしているのか分からないまま鳩村家へ通い続けます。
そこで、詩と徹が何やらコソコソと話し合っているのを見かけます。
鳩の世話をしたり、テントウ虫を見たり、文字を書いたりする有紀子と実都子。整は、2人の性格が明らかに違うことを感じ取ります。
ピアノの上に置いてある指輪が気になった整。
それが何か尋ねると、一葉の指輪で、石はアレキサンドライトであることが分かります。
その指輪のリング部分には、ふたご座のマークが印されていました。
一葉も有紀子も実都子も詩も全員ふたご座だと知った整は、今までの星座アクセサリーと関係があるのか、とドキリとするのでした。
ゆめちゃん
ちなみに、その日は黄色と青のアヒルが浮かんでいました。
・・・・
再び双子のことをライカに話す整。
それを聞いたライカは、何か前提が間違っているのではないかと問いかけます。
・・・・
その晩、整が自宅でP・ピジョンのHPを眺めていると、偶然、実戸が「さねと」ではなく「さんと」と読むことを知ります。
そこで何かに気がついた整。双子の名前や、詩との会話が思い出されます。
整は、前提が違う、と呟き、1人納得したように立ち尽くすのでした。
・・・・
次の日、噴水に浮かんでいるのは赤と水色のアヒルです。2人と庭で遊びながら、上着を持ってきた詩に質問します。
瓜生が普段ここには滅多に来ないことを確認すると、ではなぜ2人の日々の様子を知っていたのか、と口にしました。
恐らく誰かが報告しているか、何かが仕掛けてあるかだと考えた整。
次に整が言い放ったのは驚きの内容でした。
有紀子と実都子は双子ではなく、3人で入れ替わっており、そうしないと危険だということなんですね?と。
『ミステリと言う勿れ』epsode13-2ネタバレに続く
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[ミステリと言う勿れ訴求]ミステリと言う勿れepsode13の考察・感想
今回からまた新しいお話が始まりました。久々登場で厄介ごとを持ち込んだ汐路ですが、やはり我路からのお願いだったようです。
我路の何でも見透かしている感が凄すぎます。千里眼でも持っているんでしょうか。
双子を見分けたいという依頼でしたが、冒頭の一葉の言動や、最後の実は三つ子発言から、何やら不穏(ふおん)な空気です。
アヒルが何回も描かれていたのは、もう1人いることの示唆だったのかな?と思います。
何にせよ、鳩村家で何が起きているのか非常に気になる終わり方でしたね。来月号が待ちきれません…。
まとめ
以上、『ミステリと言う勿れ』epsode13のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『ミステリと言う勿れ』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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