ヤングジャンプで連載している原泰久先生の『キングダム』第660話を読んだので、ネタバレ&感想・考察をしていきたいと思います。
そらくん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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661話 | ネタバレ一覧 | 659話 |
騰による本陣襲撃、そして呉鳳明が動かしていた別働隊により、什虎城を落した同盟軍はあの什虎に完勝!捕えられた寿胡王は蒙武を呼び…?
こちらでは、文字のみのネタバレになるので、漫画をちゃんと読みたい!!という方は、まんが王国なら『キングダム』を初回半額&お得に読むことができますよ。
以下、『キングダム』第660話のネタバレが含まれています。
キングダム 第660話ネタバレ
要点だけ知りたい!って方の為に、『キングダム』第660話のおおまかな流れと注目ポイントを先にお伝えしておきます!
- 寿胡王の語る満羽の過去…!
- 全てを失った満羽
- 儒学者・寿胡王が語る性悪説
- 人の愚かさの先にあるものとは?
戦いに敗北して死んでいく将はいっぱいましたが、今回は『敗戦の将がいかなるものか?』それを描いた回となりました。
敗北して生き残った方が残酷だという形でもありますよね…。
寿胡王の語る満羽の過去、必見です。
寿胡王の語る満羽の過去…!
寿胡王に言われた通りに、蒙武たちを連れて来た騰。
寿胡王は自分達のことを語り始めます。
全てを失ったと言う寿胡王。
しかも、満羽と千斗雲は「失った以上に…」と語るのでした…!
そらくん
全てを失った満羽
十二年前、満羽は小国『汨』の大将軍、千斗雲は小国『暦』の大将軍でした。
楚の侵略に抗う二国は、満羽と千斗雲のおかげで両国共に落ちなかったのです。
ゆめちゃん
凱旋した満羽を讃える汨の国民達。
特に、若者からは憧れの的でした。
しかし、そんな中、汨王・袁公は楚への降伏を言い出したのです…!
楚に降伏したらどうなるか、半年前に楚に降った『圭』を例に挙げ、民の半分が奴隷になったと、思い直す様に言う満羽。
大臣たちと意見を違えたのでした…!
そして、ある日、満羽が遠地で戦っている間に汨は降伏。
満羽は帰る場所を失くしたのです。
帰る場所と、守るべきものを失った満羽は、彷徨いながら楚軍と戦い続けました。
何日も何十日も戦い続けた満羽が見たものは、汨にいた若者の死体…!
満羽は知らないうちに、汨国を含んだ楚軍と戦っていたのです…!
そらくん
儒学者・寿胡王が語る性悪説
寿胡王は、時同じくして、千斗雲も同じような境遇に陥り壊れたと言います。
二人はそこで楚に降伏したのでした。
寿胡王、玄右も似たり寄ったりの境遇で、春申君により与えられたのが什虎城だったのです。
不落の什虎の正体を知った一同。
それでも完勝したことに、録嗚未は自慢気な顔を見せますが、それは「満羽に変化が生じたため」と寿胡王は言います。
“荀子”の下で儒学を学んだという寿胡王。
荀子は”性悪説”の提唱者でした。
その研究をしていた寿胡王でしたが、戦場に軍師として出る様になって、机上の空論にバカバカしさを覚え、それを止めたのです。
戦いには、勝者があり敗者があり。
無力な者達の犠牲があり。
そこには善と悪が交錯する。
それを二分出来るものではなく、二分する意味もないと思ったのです。
儂はただこう思う、人は愚かだと。
そらくん
人の愚かさの先にあるものとは?
全てに虚しくなり、心が虚無の中で死んだ満羽を、何よりの悲劇だと言う寿胡王。
その悲劇が悲劇のまま終わると思っていた寿胡王でしたが、ここで変化が生まれたのです。
その変化の原因こそ蒙武。
満羽が戦いの最中、『蒙武の背負っているもの』についての話をしていたことを、寿胡王は耳にすると興味深そうな表情を浮かべます。
さらに、天が導くのであれば、二人はまた相見えるだろうといい、満羽の悲劇の先に何かがあることを寿胡王は願うのでした。
そして、話を終えた寿胡王は、その結末を見届けるのはお前達に任せると首を差し出したのです…。
そらくん
ゆめちゃん
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キングダム第660話の考察・感想
蒙武の今後について重要な回…だったんでしょうね。
什虎の4人に関しては、どうやらキングダムオリジナルキャラの様なので、今後の使い方は原先生次第。
寿胡王の処遇にしても、今後の他の3人がどう話に絡んでくるかにしても、非常に楽しみですね!
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[キングダム]まとめ
以上、『キングダム』第660話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『キングダム』のコミックを集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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