週刊少年ジャンプで連載してる吾峠呼世晴先生の『鬼滅の刃』第204話のネタバレ。
前回の話では、禰豆子の家に帰ろうと泣く声が、炭治郎に届きます。
炭治郎もまた涙を流して、帰りたいと手を伸ばしました。
その炭治郎に無惨が責め立てます。
家に帰っても家族がいるわけでもないその無意味さを告げる無惨を否定し、家族たちが炭治郎を無惨から引き離すように押し上げました。
無惨の再びの言葉にも炭治郎はあきらめません。
希望を持つほど絡みつく無惨の手に、炭治郎は涙し諦めそうになりますがそんな彼を命を落とした柱たちの手が支えます。
次第に無惨は焦り始め、必死に縋るように炭治郎にこちらへ戻れと手を伸ばしますが、禰豆子をはじめとした人々の手が伸びてきました。
炭治郎は少しづつ引き上げられていきます。
ついに目を覚ました炭治郎の周りには多くの人々と、禰豆子の泣き顔がありました。
それでは、『鬼滅の刃』第204話のネタバレを始めていきます!
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鬼滅の刃 第204話のネタバレ!
無惨との死闘から三ヶ月が経過しました。
炭治郎たちは蝶屋敷で静養しています。
炭治郎はベッドの上で体を起こし、足元には善逸と伊之助が眠っていて、ベッドの横には禰豆子が座っていました。
禰豆子は炭治郎のすっかりしわしわで老人のようになってしまった左手を握りながら、手を握ったりすることが出来ないかと確認します。
炭治郎はその確認の言葉を受けて、左腕を動かしてみますができることと言えば腕を上げ下げする程度でした。
肘から下は感覚もないようで、その言葉に禰豆子悲しそうに目を伏せます。
右目も形が整っているばかりで見えていないらしく、腕とあわせて元々無くしたものだしなあとあっけらかんとしながら、自身のことよりも禰豆子のことが気にかかる炭治郎は、大丈夫かと声をかけました。
禰豆子は明るく笑って全然平気だよと言って見せます。
しかし炭治郎は自分の負わせた傷が残るだろうことを、禰豆子だけでなく他の人たちに対しても申し訳ないと口にしました。
その言葉に対して禰豆子はそれを気にする人がいると思うかと問いかけ、もう謝らないようにと強く言いますが、炭治郎は困った様子で言葉が出ません。
それでも禰豆子はしみじみと、炭治郎が人間に戻れて良かったと口にします。
炭治郎は義勇が言っていた、鬼になった炭治郎が禰豆子を噛んだとき終わったと思ったと言っていたことを話しながら苦笑しました。
彼は次に愈史郎の言葉を思い返し、しのぶの薬があったことと一番最初に噛んだのが禰豆子だったことが僥倖だったと言われたことを口にします。
禰豆子が一度鬼になって人間に戻っている体だから抗体を持っていたこと、そしてしのぶの薬このどちらかが欠けていたら炭治郎は人間に戻れなかったと愈史郎は告げました。
さらには炭治郎の鬼と仕手の素質はずば抜けていたとも話し、一瞬で太陽を克服してしまった辺りに無惨より禰豆子より鬼の素質が彼にはあったというのです。
だからこそその中で自我が消えずにいられたことも凄いことだと言葉を重ねた愈史郎は、本当によくがんばったなえらいよお前はといつかの夜に炭治郎に悲しげに笑いかけました。
そのあとはかつてと同じように、厳しい言葉を口にして立ち去ろうとします。
しかしその後ろ姿に炭治郎は愈史郎に死なないでと口にして、珠世のことをずっと覚えていられるのは彼だけだとさらに話しました。
ですが愈史郎はそのまま何も言わずに立ち去ってしまったのです。
炭治郎は改めて愈史郎のことを思います、ふらっといなくなってそれきりになってしまって心配をしていました。
そして炭治郎はさらに、姿を見かけない義勇たちのことを思い出して禰豆子に尋ねます。
心配そうな炭治郎に対して、禰豆子は笑顔で義勇たちが今日はお館様のところへ行っているのだと話しました。
まさにその時、義勇と実弥は最後の柱合会議に出席しています。
柱は二人だけになり、他の隊士たちも大勢いなくなりましたが、鬼を滅ぼすことが出来たという事実に、鬼殺隊の解散が宣言されました。
産屋敷家の三人が、一族を代表して二人に感謝の言葉とともに頭を下げます。
柱の二人は慌て、頭をあげるよう口にしてから鬼殺隊が鬼殺隊で在れたのは産屋敷家の尽力が第一であったこと、そして現当主が務めを果たしたことを先代を含めた先祖たちは誇りに思っておられることでしょうと言葉をかけました。
輝利哉はその二人の言葉に、涙を流して感謝の言葉を再び口にします。
その様子に義勇と実弥は静かに笑いました。
一方の炭治郎の部屋には宇髄と三人の嫁たちが訪れます。
彼らは翌日には静養を終えて家に帰る予定の炭治郎たちに、挨拶に来たのでした。
一気に賑やかになった部屋に次に現れるのは煉獄家の千寿郎と槇寿郎です。
槇寿郎はどうにも居づらそうにしていますが、宇髄にも招かれ部屋へと入ってくると杏寿郎の使っていた鍔をつけて戦ってくれた炭治郎に礼を述べました。
炭治郎はその言葉に対して、杏寿郎の言葉に励まされて感謝していると返します。
その時、ぐっすり眠っていた善逸があまりの騒がしさに目を覚ましました。
そして入り口にやってきている刀鍛冶の里から来た彼らを、ひょっとこ集団と評して驚きます。
毎日やってきているらしい彼らに、さらに隠の面々の見舞いまで加わりとんでもない人数が部屋の中に溢れていきました。
その足元を空腹で目を覚ました伊之助がそっと抜けだして、真っ直ぐ炊事場へと足を向けます。
アオイが食事の準備を整えているその一部を、伊之助がこっそりつまみ食いしました。
しかしその瞬間にアオイに気づかれて叱られてしまいます。
伊之助はすぐ気づかれてしまうこときから、もしかしてこいつ強いのかと驚いていました。
アオイは小さなさらに用意した食事を伊之助に差し出すと、お腹が空いたならこっちを食べるように言います。
このお盆に乗っているのは伊之助の専用で、これだけはいつでも食べていいからそのかわりに盗み食いはやめるように改めて言いました。
その姿に伊之助は嬉しそうに笑っています。
桜の木の下のカナヲに炭治郎が声をかけました。
二人で桜を見上げながら、この桜の木は初代花の呼吸の剣士が植えた桜なんだとカナヲは話します。
「必勝」という名前が付いていることも話、炭治郎はかっこいいなぁと感心しました。
カナヲはやはり桜を見上げながら、叶ったよって教えてあげたいと笑います。
炭治郎は相槌を打ったあと、目と傷について大丈夫かを問いかけました。
カナヲは目は全然見えないわけではないことを話、傷も全然痛くないと話します。
炭治郎がしゅんとしていますが、カナヲは実弥がさっき来てくれたと話すと弾かれたように自分も挨拶したいと言いました。
実弥はカナヲに伊黒がいつも連れていた蛇の鏑丸を連れてきたのです。
そして禰豆子はその実弥と廊下で鉢合わせました。
元気に挨拶をする禰豆子に対して、実弥は気まずそうに応じます。
怪我の心配の言葉にもやはり気まずいままの実弥でしたが、禰豆子は明るく笑っていました。
実弥は悪かったな色々、と切り出して自分の寝ている間に起きていたことについても申し訳なさそうにしています。
禰豆子は快活に笑って、自分が二年くらい寝ていたことや戦いの後の兄が一ヶ月くらい寝ていたことを話して寝るの好きですと伝えた。
その姿が実弥の目には玄弥と重なって映ります。
そっと禰豆子の頭を優しい目つきで撫でると、元気でなと告げて立ち去っていきました。
禰豆子がドキドキとしているその後ろから、善逸が様子を伺って怒り狂っています。
さらには義勇、鱗滝と炭治郎、禰豆子が再開し挨拶を交わしました。
そして家に戻るその時に、隊士たちの墓に花を供えていきます。
しかしあまりの多さに善逸がねを上げて、伊之助が暴れ回りながらもなんとか炭治郎たちの家へ向けて出発しました。
炭治郎と禰豆子、伊之助、そして桑島の遺骨を背負った善逸はついに竈門家へとたどり着きます。
旅立つ前に埋葬していった家族に手をあわせ、家を片付け四人で暮らし始めました。
そして時は流れ、現代へと向かいます。
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鬼滅の刃 第204話の感想・考察
三ヶ月の時間が経過して、鬼のいなくなった世界は本当に平和なものでした。
数こそ減ってしまいましたが、鬼殺隊は確かに目的を果たして静かにその姿を消していくことになりました。
公の組織ではない彼らが、並々ならぬ道のりを歩んできたことはこの物語を読むだけでも歴然ですし、それ以上に多くのことがあったのだろうと思いを馳せるだけでその感慨深さもまたひとしおです。
炭治郎と禰豆子が家に帰るのに、善逸と伊之助もついてきていて微笑ましかったですね。
彼ら四人で生活している様は、きっと今までの苦労のご褒美のような楽しい日々でしょう。
そして、予想外の現代へ向かう物語!
鬼滅の刃の行末はどうなっていくのか、次回も目が離せません。
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