週刊少年ジャンプで連載してる吾峠呼世晴先生の『鬼滅の刃』第179話のネタバレ。
前回の話は、弟が消息を絶ってから10年余り、黒死牟は平穏な日々を過ごしていた。
しかし、鬼に襲われることでその日々が崩れ去り、突然鬼狩りとして姿を表した弟を追いかけて鬼狩りとなる道を黒死牟は選ぶ。
それでも縁壱に届かないことにもどかしさを感じていたとき、鬼舞辻無惨の誘い受けて鬼となった。
全てを捨てて醜い姿になっても、黒死牟は縁壱と同じ世界を見ることができなかったと嘆き、何故自分と縁壱はこれほど違うのかと問いかけながら消えた…。
それでは、『鬼滅の刃』第179話のネタバレを始めていきます!
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鬼滅の刃 第179話のネタバレ!
悲鳴嶼は鬼がもう再生していないことを見てとり一旦攻撃を止めるよう声を張ったが、それでも実弥は止まらない。
シィィィと呼吸の音が鳴り走り込んでいく実弥を悲鳴嶼は掴みかかってようやく止める。
「不死川!!終わりだ!!上弦の壱は倒した!!戦いは終わった もう終わりだ!!」
再び悲鳴嶼は声を張り、そしてようやく実弥は動きを止めてガクリと崩れた。
実弥は意識を失ってすら動き続けていたのだ。
その様子に悲鳴嶼はただただ驚くばかりだった。
一度は掴み抱えた実弥を地面に下ろすと悲鳴嶼は玄弥と無一郎の方へと意識を向ける。
命は風前の灯
身体を真っ二つに切断された玄弥は、かろうじてまだ話ができる状態だった。
悲鳴嶼に兄である実弥と無一郎のことを問いかける。
その問いに悲鳴嶼は自分らが生きていることを必死に伝え、無一郎に視線を向けて言葉を詰まらせた。
無一郎の様子を確認することも察することも叶わないらしい玄弥は、自分よりも無一郎の手当てを優先してほしいと告げる。
玄弥の様子を確認しながら悲鳴嶼は、身体を真っ二つにされた状態でもまだ命があるのは鬼を取り込んだためだろうと分析した。
しかし鬼を取り込んだその効力も、真っ二つにされ流れた血とともに抜けてしまっている。
ただそれは、鬼にとって強い影響を及ぼす稀血である実弥を近づけても問題ないということでもあった。
悲鳴嶼は玄弥の元へと意識を失った実弥を連れてきてやる。
意識こそ失っているが有一郎が生きていることを確認する玄弥。
「兄…貴…生きて…る…良かっ…た」
尽きた命
一方、悲鳴嶼は無一郎の元へと向かい自身の羽織を彼にかけてやっていた。
無一郎は仰向けに目を開いたまま絶命している。
悲鳴嶼はその無一郎に、お前たちのお陰だと話しかけた。
お前たちのお陰で勝てた、と言葉を続けてから心からの感謝と尊敬そしてその身に立派さに声を詰まらせる。
「必ず無惨を倒して其方へ行く 安心して眠れ」
涙を流しながら悲鳴嶼は決意の言葉を告げると、無一郎の瞳を閉じた。
生きていて欲しかった
現実で瞳を閉じた無一郎は最期の意識の中で先に亡くなった双子の兄である有一郎と対面する。
黄色く染まった銀杏の葉が降る中で、有一郎はボロボロと涙を流していた。
「こっちに来るな 戻れ!!」
その言葉にぽかんとした様子を見せた後、無一郎もまた涙を流す。
どうして?と問いかけ、頑張ったのに褒めてくれないのかとさらに言葉を重ねた。
どうして?という問いかけに有一郎もまたこちらが聞きたいと口を開く。
逃げれば良かったのだと、まだ十四なのだからと有一郎は言う。
無一郎「仲間を見捨てて逃げられないよ」
有一郎「お前が死ぬことなんてなかった」
二人は向かい合い涙しながらお互いの言葉をぶつけた。
有一郎は、こんなところで死んでどうすると何のためにお前が生まれたのかわからないと必死に訴えかける。
無一郎はその言葉に先に死んだ兄の方がずっと可哀想だと返し、自分が何のために生まれてきたかは自分でちゃんとわかっていると言葉を続けた。
無一郎「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ」
そう言って兄にもそうだろうと、幸せな瞬間は一度もなかったのかと問いかける。
自分は家族と暮らしていた時も、一人になってからも幸せだったと無一郎は語った。
辛いことや苦しいことがたくさんあったけれど、仲間ができて楽しかったし笑顔になれた、幸せだと思う瞬間が数え切れないほどあったとさらに続ける。
無一郎「それでも駄目なの?僕は何からも逃げなかったし目を逸らさなかったんだ。仲間の為に命をかけたことに後悔なんてしない」
そして涙をさらに流しながら、無駄死になんて言わないでと有一郎だけはそんなふうに言わないでと言った。
その様子に有一郎は謝って、わかってるけれど無一郎に死なないで欲しかったんだと言って無一郎を抱きしめる。
「無一郎だけは…」
二人は一面の黄色い銀杏の下で抱き合った。
散りゆく命
意識を取り戻した実弥は、目を見開いで絶叫する。
彼の目の前で玄弥の体が崩れ始めていた。
「どうなってる畜生ッ!!体が…なんで鬼みたいに体が崩れる ああああ クソッ!!クソッ!!」
必死に玄弥の体に触れ、声を張り上げる実弥に途切れ途切れの声で兄貴と呼びかける玄弥。
大丈夫だなんとかしてやると、にいちゃんがどうにかしてやると必死に呼びかける実弥の声を聞き玄弥は涙を流す。
「…兄…ちゃん…ご…めん…」
玄弥は、母が鬼になってしまいそれを兄が倒したその時に、兄を責めてしまったことをずっと後悔していた。
そのことをごめんと、そして迷惑ばかりかけてごめんと、途切れ途切れに謝る。
「迷惑なんかひとつもかけてねぇ!!死ぬな!!俺よりさきに死ぬんじゃねぇ!!」
涙を流しながら必死に呼びかける実弥に、玄弥は「守ってくれてありがとう」と感謝の言葉を告げた。
守れていないと無力さを怒り、荒々しい言葉を口にする実弥は、崩れていく玄弥の体に縋りついた。
「兄ちゃん…が…俺を…守ろうと…してくれた…ように…俺も…兄…ちゃん…を…守り…たかった…」
もう顔の一部しか残っていないような状態で、途切れ途切れながらも言葉を紡ぐ。
兄と自分は同じ気持ちだと、兄弟だからと語りかける。
そして辛い思いをたくさんした兄には幸せになってほしい、死なないでほしいとさらに呟いた。
「俺の…兄ちゃん…は…この世で…一番…優しい…人…だから」
「ああああ頼む神さま どうかどうか弟を連れて行かないでくれ お願いだ!!!」
実弥の願いも虚しく、ありがとうと最期の言葉を残して玄弥の体はついに崩れ去ってしまった。
自分の手の中で崩れてしまった玄弥にさらに涙をこぼしながら、玄弥は泣き叫び玄弥の名を呼ぶ。
そしてさらに幾度も叫んだ。
悲鳴嶼は静かに行かねばならないと、そんな実弥に声をかける。
「顔を上げろ 無惨を倒すまで終わりではない」
その目からは涙が流れていたが、強い意志があった。
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鬼滅の刃 第179話の感想・考察
無一郎と玄弥、ついに最期を迎えてしまいましたね…しかし彼らの生き様はとても尊く、そして格好の良い素敵なものであったと思います。
仲間のために大切な人のために自分を奮い立たせる姿は、本当に二人とも印象深かったです。
登場当初が無愛想で乱暴であったり、他人への態度があまりに関心がなかったりと言うところから描かれていただけに、感慨深さが先にたちます。
これからまた無惨を倒すまで走り続ける彼らの、次は誰の戦いが描かれるのか楽しみですね!
次回、週刊少年ジャンプの発売日は2019年10月28日になります。
発売され次第、『鬼滅の刃』最新話のネタバレをしていきますね!
以上、『鬼滅の刃』第179話のネタバレ感想でした。