
週刊少年チャンピオンで連載中の『BEASTARS(ビースターズ)』第153話のネタバレ。
前回の話は、チェリートン学園は肉草が完全別学になっていて、空気が悪くなったとレゴシは感じます。元気のないジャックの事も気になります。
演劇部はテストの結果が良ければ再開できるため、頑張っていました。
一人悩むジャックは、イヌ科には猛毒の玉ねぎを見つめるのでした。
-
BEASTARS(ビースターズ)【最新152話ネタバレ】以前とは違うチェリートン学園
週刊少年チャンピオンで連載中の『BEASTARS(ビースターズ)』第152話のネタバレ。 前回の話は、レゴシに捕まったメロンですが、ハルの事を思い出し、再び逃走します。逃げるメロンより追うレゴシが悪者 ...
続きを見る
それでは、2019年11月14日発売の週刊少年チャンピオン50号『BEASTARS(ビースターズ)』第153話のネタバレと感想を始めていきます!
当記事では『BEASTARS(ビースターズ)』第153話(最新話)のネタバレを含みます。ネタバレが苦手な方はご注意ください。
漫画の最新話や最新刊を無料で読みたい方は、漫画を無料で読む方法を参考にしてください。
これまでの話を見たいからはこちら。
『BEASTARS(ビースターズ)』直近ネタバレ | |||
136話 | 137話 | 138話 | 139話 |
140話 | 141話 | 142話 | 143話 |
144話 | 145話 | 146話 | 147話 |
148話 | 149話 | 150話 | 151話 |
152話 |
BEASTARS(ビースターズ) 第153話のネタバレ!
窓の外を見ていたレゴシは、ジャックに声をかけられた。
今日は満月で、近くでディープナイトが行われているのか、いい匂いがしている。
いつもどおりに見えるジャックだが、しっぽがピクリとも揺れていないことに、レゴシは気がついていた。
イヌ科ということに悩むジャック
ジャック「満月になるとね、よくコロとふざけて遠吠えの真似っこするんだ」
昔の狼は電話代わりとしてちゃんと実用していたことをすごいと言う。
ジャック「いつか本物を聞いてみたいなー、レゴシの遠吠え…」
どことなく元気のないジャックに「ジャック…最近何かあった?」と聞くがジャックは黙り込む。
ジャックが元気がないことに気がついたのはレゴシだけだ。
昔もレゴシに「ニコニコしてない」と言われたことを、ジャックは思い出していた。
特進クラスの授業に疲れたからかも、とジャックは答え、そんなに難しいのかとレゴシは聞く。
特進クラスというのはものすごく特殊なクラスで、生徒5匹が全員イヌなのだ。
しかし、当然といえば当然だ。
イヌは知能が発達するように作られた唯一の種族なのだ。
学園の教師すら教えられないような事を勉強するため、特進クラス用の教材をモニターに映しながら、ひたすら知識を蓄えていく。
重要なワードをノートに書き、内容は本当の歴史や、この獣社会の仕組みのこと、などだ。
気が滅入るような歴史を知らされても、授業が終われば、皆あっさりと笑顔で挨拶を交わす。
それはまるで与えられた仕事だけをこなすロボットのようで、イヌは便利な種族だと思う。
その中にジャックも含まれているのだ。
ジャックは今、とてもつらいと感じているが、しかし何も憎むことが出来ないし、泣いて逃げ出すことも出来ない。
それはイヌが負の感情を抱かないように作られているからだ。
悩むジャックが取り出したものは…
ジャック「だから…僕は最近、強制的に涙を流すようにしてるの!!」
ポケットから玉ねぎとナイフを取り出したジャックを見えて、「!?玉ねぎ!?」とレゴシは叫ぶ。
イヌ科の大嫌いな野菜の玉ねぎを、最近ジャックは持ち歩いていた。
感情を取り戻すために必要で、今のジャックの救いになっているのだ。
レゴシ「ジャック止めておけ、俺も玉ねぎはダメなんだ」
たまえネギを切ろうとするジャックをレゴシは止めようとする。
ジャック「泣かなきゃやってられないよ、ラブラドールなんて!!」
スコンッとジャックは玉ねぎにナイフを入れる。
このままだと、いつかイヌが獣社会を独裁する世界が始まってしまう、とジャックは涙を流し始める。
合理的だと教えられれば、平常心で殺戮をしてしまえるような種族がイヌなのだ。
イヌは恐ろしく、自分もそのイヌなのだ。
スコンッとジャックは玉ねぎを切る。
イヌの独裁と言うが、レゴシにはイヌにそのようなイメージはない。
ジャックが誰のことも憎めないのはイヌだからではなく、ジャックだからだ。
レゴシの目にも涙が浮かぶ。
スコンッとジャックは玉ねぎを切り刻んでいく。
ジャック「なんでそんな事言うの!!なんで分かるのそんなこと!!」
目から滝のような涙を流しながら、ジャックが叫んだ。
ジャックの持つナイフを掴み「一緒に大きくなったからだよ」とレゴシは言った。
ジャック(一緒……?)
しかしそれは違う、レゴシは自分を置いて大きくなりすぎた、とジャックはレゴシを見上げる。
そしてその大きくなりすぎた体と、強くなりすぎた心で自由に、自分の知らないところまで行ってしまった。
レゴシを見る度、ジャックは狼とイヌは近いようで遠い、(ご先祖は、こんなにも強くなられた)と思い知らされていたのだ。
レゴシ「ね…元気だしてよ、やっぱジャックには…笑っててほしいからさ」
その言葉にカチンときたジャックは、持っていた玉ねぎをパクっと飲み込む。
レゴシ「バカ、ジャック!!吐け!!イヌが玉ねぎ食ったら…」
慌てたレゴシがジャックを捕まえると、顔を自分に向けさせ、両頬を掴んだ。
ジャック「い…いいイヌだったらなんでも言うこと聞くと思ってるんでしょ」
命に関わる時なのにも関わらず、反抗しようとするジャックの口を無理やり開けると「吐け!!入れるぞ!!指!!」と恐ろしい形相でレゴシは叫んだ。
そしてそのまま指をジャックの口に突っ込んだ。
ジャック「いっでぇ~~!!う゛っ、う゛ぉえぇ!!」
苦しそうなジャックだが、全部吐かせるまでレゴシは容赦しない。
レゴシはいつもこうだった、とジャックは思いだしていた。
ジャック(僕を苦しませながらも゛生かしてくれる存在で…)
小さい頃に喧嘩した時、止めに来た先生に「仲良くしなさい」と言われ、二人は同時に「…できるでしょうか!?」と答えたのだ。
レゴシがジャックに本気で掴みかかったのはあの時以来かもしれない。
もしもあの先生に同じことを言われたなら、今のレゴシならば「そうですね、ずっと」とちゃんと答えることが出来る。
ジャック「…なんだそれ、不良オオカミ」
見つめ合った二人は、笑顔でしっぽを振る。
ジャックが初めて本音をぶつけてくれたから「俺も聴いてもらおうかな」とレゴシは窓辺に立った。
恥ずかしくてあまりやったことはないが、今夜は特別な夜だ。
ジャックはレゴシの遠吠えを初めて聞いた。
振り返ったレゴシに「僕が特進クラスで何を教わっているか…知りたい?」とジャックは聞く。
ジャック(世界一格好良い、僕のご先祖。あなたなら何て言うだろう)
窓からは満月が見えているのだった。
>>『BEASTARS(ビースターズ)』第154話ネタバレに続く
BEASTARS(ビースターズ)など漫画を無料で読む方法
以上、『BEASTARS(ビースターズ)』第153話のネタバレになります。
ネタバレを読んで、「やっぱり絵でも読みたい…」と思ったなら、U-NEXTなど無料期間中にポイントをもらえるサイトを活用すれば、最新話を無料で読むことができます。
また、下記のような動画配信サービスを利用すれば、コミックも2~3冊無料で読めます。
サービス一覧 | ||
U-NEXT | FOD | music.jp |
ポイント特典 | ||
600P / 40%還元 1200円以上購入で40%還元 | 1300P / 20%還元 8の付く日に400Pずつ | 600P / 25%還元 まとめ買いで最大25%還元 |
無料期間 | ||
31日間 | 1ヶ月間 | 30日間 |
無料期間に解約すれば、ポイント分は無料で漫画が読めます! | ||
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
やっぱ漫画は絵で見た方が面白いので、『BEASTARS(ビースターズ)』を無料で読みたい方は、こういったサービスをチェックしてみてください。
U-NEXTは登録後すぐに600Pが貰えるので、こういったサイトを上手に活用すれば、最新刊だけでなく、週刊少年チャンピオン最新号もポイントを使って無料で読むことができますよ!
紹介した動画配信サービスに登録しただけで、2500円分の漫画が無料で読めるし、ドラマや映画、アニメの見放題作品もたくさんありますよ。
▼紙で最新刊を読みたい方はこちら
BEASTARS(ビースターズ) 第153話の感想・考察
元気がないジャックに気がついたのは、やっぱりレゴシでした。
いつも素直で明るいゴールデンレゴリバーのジャックですが、イヌ科にはイヌ科の。やっぱり悩みはあるのです。
だからこそ、少しづつ溜まっていく悩みを、涙と一緒に出そうとしていたのですね。
レゴシがこのタイミングで学園に戻ってこられたのは、良かったかもしれません。
涙で流しきれなくなった悩みで、一人の時に玉ねぎを食べてしまったかも、と考えるとこわいです。
授業の内容をレゴシに話そうと考えたジャック。
どんな真実が語られるのでしょうか。
次回、週刊少年チャンピオンの発売日は2019年11月21日になります。
発売され次第、『BEASTARS(ビースターズ)』最新話のネタバレをしていきますね!
以上、『BEASTARS(ビースターズ)』第153話のネタバレ感想でした。