えりたセンセイの『足場やろう ~落ちこぼれダイが足場職人になるまで~』前編・中編・後編のネタバレをまとめています。
足場職人の仕事を始めたダイがどうなっていくのか、最終回の結末が知りたいなど、漫画を読む前にネタバレしたいという方はチェックしてください。
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『足場やろう1 ~落ちこぼれダイが足場職人になるまで~』ネタバレ
前編ネタバレ:高校中退して足場職人に!
毎日、つまらなくて退屈な日々を過ごしていたダイ。
高校ではサボりまくっていたせいで0点をとったり、単位が足りなくて担任に呆れられたりと、自分の事を“落ちこぼれ”だと思ってました。
そんなある日、中学時代の友人ケンちゃんに再会しました。
昔のひょろりとしてた面影はなく、頭は金髪で筋肉マッチョで肌も黒い。
外見も中身もすごくカッコよくなっていたのです。
そんなケンちゃんがやってるのが『足場職人』という建物周りの足場を組み立てる仕事。
なんのとりえもなく空っぽな自分とは違い、輝いて見えたケンちゃんとその上司に誘われたダイは親の反対を押し切って、17歳で足場職人になるのでした。
めちゃくちゃ厳しい足場の世界
足場職人の新人は、とにかく体力をつけなければならなかった。
重さ5~15キロの足場材を延々渡し続ける「地走り」と呼ばれる作業は、新人のダイにはとてもツラいものでした。
先輩たちが軽々運ぶものでも、ダイにとっては重労働。
運んでる途中でコケてしまうこともあり、体じゅうアザだらけ。
それなのに筋肉はつかないうえに、足場職人を誘ったケンちゃんはダイと入れ替わりで仕事を辞めてしまい、キツいし怒られるし、全然楽しいものではありません。
こんなはずじゃなかった…と、ダイは思います。
中編ネタバレ:先輩にきつく当たられて…
仕事の休憩中、3ヵ月辞めずに続けてるダイを褒める親方。
しかし、『あだち』という先輩は、どうせこいつもケンみたいにすぐ辞めると悪態をつき、ケンを引き合いにして遊ぶ金ほしさで仕事する奴は中途半端だと言います。
俺とケンちゃんは関係ない、とイライラするダイ。
その後、『むらた』という先輩になんでこの仕事を選んだのかと訊かれ、足場職人はモテると親方に聞いたので…と答えると、先輩と親方はハテナ顔。
親方も、そんな事言った?という始末で、ダイは騙されたとショックを受けます。
また、先輩のあだちには「この仕事なめんじゃねぇぞ」と怒られてしまいました。
モテたいという気持ちもあったけど、それ以上に「足場がかっこいいから」という本心もあったダイ。でも照れくさくて言えなかったのです。
あだちの忠告を無視したダイは…
親方から、そろそろ『中段』をやってみるかと言われるダイ。
『中段』とは、地走りから足場材を受け取って一番上のトップへと上げる役割のこと。
あだちからやり方を学ぼうとするダイですが、「技術は見て盗め」と教えてもらえず、オマエみたいな半端なヤツにはそれも無理かと言われてしまいます。
怒りをパワーに変え、本気を見せてやると意気込むダイ。
そのおかげか、親方に「筋がいい」と言われたダイは素質があるかも!?と浮かれ気分。
「安全帯をつけてるか」「慣れてないんだから下をあまり見るな」
あだちのアドバイスにも反抗的&耳に入ってない様子。
俺の力で一人前になってやると思っていたダイ。
ある日、ダイは邪魔だからと安全帯を外した状態で、あだちからの指示&小言にイライラしながら階段を昇ってると、足を踏み外してしまい…!?
後編ネタバレ:前向きな3K
安全帯をつけていなかったダイは地面へと落下してしまいました。
体じゅうが痛く、ダイの意識は薄れていって…。
・・・・・
自宅で寝ていたダイは、「申し訳ありません!」という大声が聞こえて目を覚ましました。
どうやら、あだちが来ていたみたいでダイに「すまなかった」と頭を下げます。
外へと出て、あだちの話を聞くダイ。
前に働いていた足場に仲の良い同期がいて、その同期も落下事故を起こしてしまい、足が動かなくなって引退してしまったのだと話すあだち。
その人の分まで足場と本気で向き合うことを決めたあだちは、危険な現場でへらへらするダイの態度に腹が立ってたらしく、それでキツく当たっていたのです。
3K
事故の事を思い出すと震えが止まらなくなり、足場なんてできないと弱音を吐くダイ。
あだちに俺らの仕事は「きつい」「汚い」「危険」って言われてるの知ってるかと訊かれ、父親に『3K』と言われたことを思い出します。
「稼げる」「かっこいい」「殻を破れる」
それが、あだちにとっての3Kなのです。
きついから体力をつけ、汚さないように足場材を丁寧に扱い、危険を防ぐために声かけをして安全に動く。
気持ち、行動次第で自分の殻を破り、かっこよく稼げる大人になる。
それが『足場職人』だと言って、あだちは帰っていくのでした。
・・・・・
家出だらだらしていたダイが図書館に行くと、そこには足場の歴史の本が。
足場の歴史や町中で目にする数々の工事現場を見て、足場職人が社会を支えてるのだと思ったダイは、もう一度挑戦したいと考え…。
…3か月後、ダイは現場に復帰することになりました。
しかも、親方の娘という後輩も出来ます。
現場復帰したダイは自分が落下した現場に恐怖することもありましたが、無事も完成し、足場のとれた建物を見て涙が出てきてしまいます。
この仕事が好きだとダイは思うのでした。
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『足場やろう1 ~落ちこぼれダイが足場職人になるまで~』感想
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シンプルな絵柄で分かりやすく、子供にも読ませてあげたいような漫画ですね。
建築関係の仕事について全く知らなかったので、工事現場の足場って大工さんがやってるものだと思ってたんですが、分担してることも初めて知りました。
こういった職人さんたちのおかげで、私たちの生活も成り立ってるんですね~。
足立先輩の新しい3Kも素敵でした!
『足場やろう2』も出ているみたいなので、続けて読もうと思います。
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以上、『足場やろう ~落ちこぼれダイが足場職人になるまで~』のネタバレになります。
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