漫画アクションで連載しているハルノ晴先生の『あなたがしてくれなくても』第11話を読んだので、ネタバレありで感想&レビューしていきます。
花ちゃん
前回の話は、以下の記事でまとめてるので、読んでない方は先にご覧ください。
直近ネタバレ | ||
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12話 | 全話まとめ | 10話 |
華に新名のことを聞かれたときに、新名のことを何も知らない事に気付くみち。一方、新名は自分が“かわいそう”だと思っていた母親と同じように、楓の顔色ばかり窺うようになっていたことに落ち込んでいました。そんなとき、みちと新名は再び廊下で出くわします。みちは、また無視されるのが怖くて逃げだしそうになりますが、もともとただの会社の先輩だと言い聞かせ、今まで通り接することに決めました。「お疲れ様です」と声を掛けて通りすぎるみちを新名は見つめ…。新名は、みちに会って話がしたいとメッセージを送るのでした。
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以下、『あなたがしてくれなくても』第11話のネタバレが含まれています。
あなたがしてくれなくても 第11話ネタバレ
「はぁーーっっっ」と同時にため息をつく、みちと華。
お互いを見合い、華は先輩がため息なんて珍しいと、理由を聞いてきました。
「別に…!!」とはぐらかす、みちは昨日の新名のメールのことを考えていました。
来たときは一瞬嬉しく感じ、今日の仕事終わりに会うことになったけど、新名の話とは何なのか?不安になっていたのです。
考えたくなくなり、頭をブンブンと振った後、華のため息の理由を聞きました。
華のため息の理由は、大学時代の友達と女子会があること。
男のいない飲み会なんて、華にとってテンションの上がらない、つまらないイベントなのですが、インスタのため嫌々行くのだと言います。
美味しい食べ物や流行りのお店を撮るのかと思いきや、『女子友アピール』のため。
男の人は同性の友達がいる子の方が安心するから、月一回は女子会をやっているのです。
話を聞いていたみちは、女友達との飲み会も楽しくないかと聞き、女同士じゃないと話せないこともあるし…と言うと、「女の友情を信じてない」と華は言うのでした。
「えーー…!!」と心の中で驚くみち。
私に飲みに行こうと誘ってくれることについて聞くと、先輩は既婚者だし真面目だから、飲んだ先で出会った男を取り合いにならないからいいのだそうです。
華は、時々とんでもないこと言うけど、ぶれないんだよな、とみちは感心しました。
それに比べ、自分がどうしたいのかわからない。
陽一のことも、新名のことも。
今はただ、新名の話を聞くのが怖い…。
そんな思いを抱えたまま、新名と待ち合わせたバーに向かうのでした。
新名の口から出てきた言葉は…
フーっと呼吸を整え、バーに入ると新名がすでに待っていました。
「お疲れ様です」と挨拶を交わし、みちはお酒の力を借りて緊張をほぐすことに。
このバーでお互いにレスだということを話したことや、それから何度も新名に助けられてきたことを思い出し、それが新名の負担になっていたのかも…。
その間、沈黙が続いてしまい、その沈黙が怖いと感じるみち。
何かしゃべらないと…と思ってると、新名から声を掛けてきました。
そして、先日の軽率な行動(頭を抱き寄せたこと)を謝ってくるのでした。
そのせいで合わせる顔がなく、みちを避けてしまったのだと言います。
実はあの時、新名はみちを見て、まるで自分を見ているようで辛かったのです。
そんな自分の気持ちをみちに重ねてしまい、自分を慰めたくて抱きしめたのだと。
改めて謝罪の言葉を述べる新名に、「いいんです」とみちは答えました。
たとえ新名の行動が自分自身のためだったとしても、あの日あの時、新名だけが傷ついた私の心に気付いてくれたから…。そう思うみち。
そこまで話し終えた後、新名はみちを慰めたかったのも本当だと言いました。
パートナーから拒絶されることが辛く、苦しいのに、それが一番伝わってほしい人に伝わらないのが痛いほどわかるから。
新名は、みちが前に進むために旦那さんと向き合おうとしている姿に勇気づけられていたんだと言い、自分の事を『臆病者』なんだと言いました。
妻に断られた事を引きずり、何も出来なかった。
だけど、みちのように、もう一度ちゃんと妻と向き合おうと思うと言う新名。
それを聞いたみちは、陽一とは何も進展せず、一人バタバタと虚しくもがいているだけだと思っていたけど、新名が見ていてくれたんだと思いました。
そのおかげで新名の背中を押せたなら意味があったのかもしれない。
自分と同じ苦しみを持ってる人の力になったなら、私のあがきは無駄じゃなかったんだと。
本当は…
みちは、新名に話しを聞いてもらうことが心の支えだったことを伝えました。
いつも聞いてもらうばかりで申し訳なく思っていたけど、それが新名の役に少しでも立てたのなら嬉しいですと、笑顔で告げるのでした。
・・・・・
帰りの電車の中。
新名の気持ちが分かり、やっぱり誠実な人で良かったと思うみち。
話を聞くまであんなに怖がっていたのに、心の奥底では、新名が自分を抱きしめてくれた理由が他にもあるかもしれないと思っていたのです。
そんな自分に『何てバカなんだろう…』と思うのでした。
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あなたがしてくれなくても第11話の考察・感想
新名がみちを避けていた理由は、やっぱり抱きしめたことに対してでしたね。
廊下ですれ違ったときの新名の表情的に、「もしかしたら、みちに気持ちが動いてる!?」と思いましたが、今回はそんな素振りが一切なかったです。
それに対し、今回の最後でみちが新名に気持ちが動いてる様子が!!
みちは、新名が自分に対して恋愛感情を持ってるかも…と期待しちゃってたんですね!だから、緊張していたのか…。
もし、そうだと言われていたら、みちはどう答えてたのでしょうか?
あと、前半部分の華とのやり取りも気になりますね。
華は、みちとは取り合いにならないから…と言っていたので、もしかしたら、新名への気持ちがバレてしまう可能性もあるかもです。
そこら辺に対して、華は敏感そうですし。
そのうち新名と何かあると思うんですが、まだまだ先になるかもです!
次回も楽しみです!
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[あなたがしてくれなくても訴求]まとめ
以上、『あなたがしてくれなくても』第11話のネタバレになります。
文字のネタバレだと、細かい描写などは伝わらないし、面白さも半減してしまいます。最近は電子書籍のおかげで場所を取らず、安く漫画を読めるようになってますよ。
『あなたがしてくれなくても』を集めようか迷ってる方は、こちらも参考にしてください。
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